奈良の元興寺では、石仏さまの合間に桔梗が咲く光景が見られます。
鉢蓮やアガパンサスも咲いていましたよ。
(※7月2日撮影)
元興寺に到着。
門の向こうに鉢蓮が並んでいます。
夏空の下、整然と並んだ鉢。
形の良い蓮が出迎えてくれましたよ。
そして、こちらが本命。
桔梗咲く姿が美しいのがこちらのお寺。
蕾もあるものの、見頃真っ只中。
この花数の多さは嬉しいですね。
そして、こちらのお寺の特徴は、石仏群の合間に咲き乱れる桔梗。
白い桔梗も混ざる美しい咲き方。
何とも静謐な雰囲気。
たくさんの石仏もこうやって桔梗に彩られる日を待っていたかのよう。
お星様のような花が合間にたくさん。
こんな雰囲気で桔梗が見られるところは他にはありませんね。
石仏さまに見守られていたのはヒツジグサ。
未の刻(午後2時頃)に花を咲かせるから未草、なのだそうです。
ま、この子は早起きで、10時には咲いていました(笑)
水盤にいけてあった紫陽花と桔梗もとても美しい。
額縁の向こうの仏様と緑。
一幅の掛け軸のようでした。
桔梗と石仏群の前に咲いていたのは・・・
ネジバナでした。
小さな花がネジネジ。かわいらしいです。
こちらの仏様の周りは、黄色い花も咲いていました。
園芸種のルドベキアかな。
最後にもう一度桔梗を眺めて、本堂の北側のお庭へ。
こちらにはアガパンサスが満開。
そして、苔庭の上にかわいいなでしこ。
そして、帰り際に蓮を見て帰りましょうか。
こちらも色々な種類を鉢で育てておられます。
美しく咲いた蓮を楽しませてもらいました。
門を出ると、仏様をガクアジサイが飾っていましたよ。
夏の花がいろいろ楽しめた元興寺。
奈良のお寺はとても静かで、古を感じる雰囲気がありますね。