三千院で桜を見た後は実光院。
お花を愛するお寺の実光院さんは、桜はもちろん、春の花でお庭があふれます。
(※4月19日、26日撮影)
実光院といえば、まずお部屋からのこの光景ですね。
春はシャクナゲの美しいお庭です。
黄色いヒカゲツツジも満開。
そして、手水鉢のところにもシャクナゲが満開で出迎えてくれます。
こちらのお部屋に通されると、まずはお茶とお菓子をいただきます。
このおまんじゅう、私は好きなんですよね~。
石灯籠とシャクナゲ。
しっとりいい色です。
池の向こうには八重桜も咲いて、春のお庭の雰囲気。
ヒカゲツツジ、可愛らしいなぁ。
上品な色なんです。
赤い鯉が撮ってほしそうにフレームインしてきます(笑)
さぁ、外庭を歩きましょう。
ヒカゲツツジとシャクナゲの間を通る踏み石。
シャクナゲもやっぱり日本の品種は色味がしっとり上品ですね。
薄桃色のベルのような花が無数に。
そして、足元にはイカリソウ。
小さな花ですが、春のお庭の彩りです。
ヒカゲツツジを撮っていると、またもや赤い鯉がフレームイン(笑)
そして、外庭の池の方へ行くと、まだまだ桜が満開でした。
傍らには花桃。
青空とも相まって春爛漫の様相。
桜のしたで。
爽やかな空のもと、嬉しそうに咲いていました。
仏様を囲むようにシャクナゲが満開に。
今年もよく咲いてくれていますね。
木通(あけび)の花も満開でした。
いい香りがすると思ったら沈丁花の花も。
石鹸か香水かというようなふんわりいい香りです。
馬酔木越しのシャクナゲ越しの新緑の向こうの桜(笑)
利休梅とシャクナゲの共演。
ホントに今年のシャクナゲはギュッとたくさん咲いてくれています。
何とも言えないこのピンク色のグラデーションが好きです。
朱鷺草です。
花びらが短い品種?ちょっとコミカルでした。
春の花いっぱいだった実光院。
桜も楽しめましたので、「京都の桜」シリーズとして掲載しましたが、
主役はもはやシャクナゲでしたね。
そう、この時期はもう新緑の頃でした。
律川の末明橋にしだれかかる新緑を楽しみながら、大原を後にしたのでした。