17日の山鉾巡行を前に、組み上がった鉾に懸装品をつけおわった鉾が試し曳きを行います。
これを曳初めと言います。
まずは函谷鉾の曳初めの様子からお届けいたします。
(※7月12日撮影)
会所前に組み上がった鉾を置き、お祓いを受けた鉾町の人たち。
いざ、鉾に乗り込み、曳初めです。
会所を離れ、動き始めました。
車輪方さんなどは本番と同衣装。
本番さながらの気合いです。
音頭取りさんも唸り初めですね。
エイヤラヤー!
四条烏丸交差点の真ん中まで引き出されました。
いやはや、やっぱり見事な高さですね。
祇園囃子も軽快に。
お、曲調が変わりましたよ。戻り囃子ですね。
そう、曳初めはこの四条烏丸交差点で終わり。
今度は後ろ向けに引っ張ります。
前懸けは久々に登場、皆川泰蔵作のモンサンミッシェル。
前側の綱は鉾に結わえられました。
背中の「函」の字、かっこいいですね。
さぁ、準備が整ったようです。
本番では見られない、後ろ向きの巡行です。
天高くそびえる鉾頭がユッサユッサと揺れます。
西山をバックに、今度は室町交差点あたりまで。
そして、準備が進む(というか、まだ水引もかかってない)月鉾の手前で、再び止まります。
音頭取りさんが、再び前へ。
ここから、会所に接岸します。
扇が返りました。
エイヤラヤー!
慎重に会所の渡り廊下まで引っ張られます。
おお~、屋根方さん、ヒョイっと渡り廊下の梁を伝って降りられました。
身軽ですね~!
接岸後は、お囃子も最高潮に。
演奏が終わると、沿道を埋めた皆さんから拍手が巻き起こりました。
鉾の後ろに回ると、鉦の演奏をしていた子達が顔を覗かせていました。
お、指差してこちらを見てくれましたよ(^-^)
今日はお疲れ様でした。明日の本番もがんばってくださいね~!