やっと記事が先斗町までやってきました。
平安神宮のお祭り、花街三番手は先斗町。
光はなさんともみ香さんによる、「京の四季」をお楽しみください。
先斗町のお二人が登場。
向かって右が光はなさん、左がもみ香さんです。
なんともみ香さん、2月にお見世出ししたばかりの初心者マーク。
この時点でまだ2ヶ月とちょっとです。
光はなさんは3月で丸1年が過ぎ、かんざしのブラが取れました。
襟も少し白い刺繍が多くなって、これだけで少しお姉さんになった感じがしますね。
舞が始まりました。
もみ香さん、いきなり大舞台ですね~!
何のなんの、落ち着いたものです。
扇を使った舞ですが、バタバタすることもなく、正確に舞っていますね。
基本に忠実。
たった2ヶ月でここまで頑張れるとは立派です。
かわって、光はなさん。
さすが、1年違うだけで雰囲気が違います。
舞の中に、自分なりの表情や表現というものが出せるんですね。
先斗町はこういう大舞台に新しい子を出して修業させる感じ。
そういえば、昨年はいろいろなところで市結さんとあや葉さんを見ました。
今年はこの二人が頑張るのかな?
舞妓さんになって2ヶ月とは思えない落ち着いた所作でした。
光はなさんは、写真では何度か拝見していたのですが、思っていた感じとちょっと違っていて・・・
なんというか、しっとりとした表現がとてもお上手。
見た写真は出たての頃のものばかりだったので、
そういう意味では1年でここまで成長された、ということでしょうね。
もみ香さんも、1年経った頃には、きっとステージが一段上がっていることでしょう。
日々のお稽古、頑張ってくださいね。
光はなさんは「魅せる」舞。
色気の表現というのは、この年頃ではなかなか難しいと思うのです。
それを舞の中で取り入れていく。
なるほど、舞妓さんの女性としての成長のスピードが早いわけです。
少女から大人へ。
襟の色や髪型、簪で少しずつ大人になっていく演出はありますが、
やはり本質のところは技芸ですね。
あまり頻繁に舞を見る機会はありませんが、時折こうやって見せてもらう姿に
成長を感じられるというのは、素晴らしいものです。
またどこかで舞を拝見する機会もあるかな。
次に見るときの姿が楽しみになりますね。
そんなことを感じながら見せてもらった、先斗町、光はなさん、もみ香さんの舞でした。