昨年はおたふく風邪で行けなかったやすらい祭(^^ゞ
今年も予定してなかったんですが、ふらりと行ってきました。
(※4月9日撮影)
今宮神社に到着すると、まもなく祭の行列がやってきました。
川上やすらいの一行です。
「やすらゐ祭」の旗をもった先立が先頭に、剣鉾が続きます。
剣鉾の後ろには桜、山吹や椿で彩られた傘が登場。
そして、赤熊をかぶった子鬼、大鬼。
今宮神社名物の2軒のあぶり餅屋さんの前で、演舞をされます。
太鼓や鉦を打ち鳴らしながら、クルリ、クルリ。
赤熊がそのたびに大きく揺れます。
独特のリズムの曲と歌。
印象的なんですよね~。
もう一組行列が入ってきました。
上野やすらいです。
こちらにも子鬼と大鬼がいます。
こちらもあぶり餅屋さんの前へ。
そして、演舞が始まります。
力強く跳び回る大鬼の舞。
赤熊を振り乱し、雄々しい姿。
「やすらい花や」の掛け声は、「桜よ、散り急がないで」の意味です。
本殿前では神事が行われていました。
今年は桜が遅れたので、本殿脇のしだれも満開。
まずは川上やすらいの一行が入ってきます。
こちらは川上大神宮の氏子による行列なんですね。
そして、赤い旗の上野やすらい。
こちらは光念寺の檀家さんによる行列。
神事が終わり、笛・太鼓・鉦を鳴らしながら、花鎮めの歌を歌います。
花の精につられて、疫神が悪疫を撒き散らすと考えられていた古来からの、厄払いの神事なんですね。
お囃子や歌、踊りによって疫神を追い立て、花を模した花傘に宿らせる。
そして、その花傘を今宮神社の疫神社へ送り込み、神様に鎮めてもらうわけです。
つづいて川上、上野の2つの花傘が本殿に集結し、神事が行われました。
そして、8人の鬼たちが円を描き、演舞を行います。
さらに舞殿前でも8人の鬼が演舞。
私、たまたまいい場所に滑り込んでいました。ラッキー(^^)
本殿と舞殿をバックに、演舞が始まりました。
たくさんの観客が見守ります。
そして、行列が今宮神社を出てきました。
二組の子鬼たち。
かわいらしいですね(^^)
あぶり餅屋さん前にて。
帰りにも再びここで演舞があるんです。
振りかぶって・・・
跳びながら半回転。
間近で迫力ある演舞を見ることができました。
今宮神社を出た一行は、黄色い札のあるお宅をめぐります。
そして、そのお宅の玄関先で演舞。この日はこの界隈のあちこちでこんな光景が見られます。
京都三大奇祭のひとつ、今宮やすらい祭。楽しませていただきました。