御所の梅は枝ぶりもノビノビ。
本当に立派な樹形に育っていますね。
黒木の梅、青空のもとで楽しんできました。
(※3月20日撮影)
拾翠亭の北、建礼門を望むこの辻に立つのが「黒木の梅」。
もともとは九條家跡にあったものを、大正天皇即位大礼の時に現在地に移植したのだそうです。
しかし、その後枯れてしまったのだそうで・・・
接ぎ木での植え継ぎにより復活し、現在に至ります。
原木は孝明天皇の后、英照皇太后が幼少時に生家で愛でられていた木なのだとか。
そんなやんごとなき由緒もあり、大切に守られている紅梅の巨木です。
アカタテハも梅の香りに引き寄せられてきたようです(^^)
八重咲きで、比較的大きな花を咲かせます。
黒々とした幹に、満開の紅梅。遠目からみてもハッとする紅色に染まります。
青空に気持ちよさげに満開になった黒木の梅。
遅咲きのこの梅は、御所のしだれ桜が満開になる直前に、その存在感を顕示します。
御所の南側で、異彩を放つ黒木の梅。
青空のもとで楽しめて良かったです(^^)