北野天満宮にある明月舎。
普段はお茶会などが開かれるこの建物にて、勝奈さんの舞を見せていただきました。
最初は「梅の数々」を舞っていただきました。
賑やかな曲調のこの舞、流れるような所作に目を奪われます。
ハッと気がついたのはこの着物。
勝奈さんのお姉さん舞妓にあたる勝音さんが数年前のお茶席で着ておられました。
こうやって受け継がれてゆく着物。
素敵ですね。
勝奈さんは舞の間に表情が、何とも素晴らしいんです。
しっとりと、どことなく憂いを帯びたような、切なげな・・・
舞の優美さとともに、グングンと引き込まれていくような。
二曲目は「春雨」。
歌詞に梅が出て来るため、この季節の舞ですね。
扇を用いた舞。
♪春雨に しっぽり濡るる鶯の~
♪羽風に匂う 梅が香や
♪花に戯れ しおらしや
♪小鳥でさえも 一と筋に
♪寝ぐら定めぬ 気は一つ
♪わたしゃ鶯 主は梅
♪やがて身まま気ままになるならば
♪サァ 鶯宿梅じゃないかいな
♪サァサ なんでもよいわいな
※歌詞と舞の振り付けは一致しておりません
舞が終わりました。
立ち姿で見返り美人図。見とれます。
舞が終わると、いつもの勝奈さんの表情ですね(^^)
笑顔でお話。
この笑顔と、舞のときの表情のギャップがまた良いのですよね。
おそらく多くの勝奈さんファンはそう思っておられることでしょう。
明月舎のお部屋での貴重な体験でした。
最後も笑顔で。
勝奈さん、ありがとうございました。