宇治田原の山奥に、人知れず満開を迎える白梅があります。
毎年気になって見に行ってしまうこの白梅。
勝手に「孤高の白梅」と名付けてもう10年。存在感のある一本梅です。
(※3月18日撮影)
その梅は、宇治田原の奥山田、茶畑の真ん中に立ちます。
今年も茶畑をバックに、満開の白い花をつけました。
枝ぶりをみると、結構な古木であることがわかる。
アングルによってフォルムを変えるこの一本の梅。
本当にポツンと一本、満開になる様子が印象的なんです。
そばを通りかかる人もなく、人知れず満開を迎える「孤高の白梅」。
茶畑を見守るような・・・
独り春を楽しむような・・・
そんな姿になぜか心ひかれます。
茶畑の覆い幕のレールが設置されてからも、その存在感は衰えず。
これからも人知れず春を迎えていくのでしょう。
また、逢いに来ます。