今年も出かけてきました、石山寺の花盛り!
こちらは大寒桜が咲くのです。
「夢の桜」と名付けられた、美しくも哀しい桜。見事満開です。
(※3月25日撮影)
開門前。
山門をバックに咲き誇るこの桜も大寒桜。
いつも、この子が満開になる頃を見計らって石山寺を訪れます。
一足早い満開桜。
淡いピンク色がかわいらしい。
さぁ、そろそろ開門の時間です。
門が開く瞬間ドキドキするのは4月末。キリシマツツジもきれいな場所です。
おおつ光ルくんがお出迎えです。
こちらは盆梅も楽しめます。
小さな鉢にしっかりとした幹の梅。
満開を迎えていました。
盆栽に興味はないんですが、枝ぶりといい、花付きといい、面白いもんですね。
これなんかはホントに見事でした。
お楽しみはここから。
今年もたくさんの黄水仙が咲き乱れる斜面に出会えました。
バックには梅も咲いて、春爛漫です。
ちょっと花数は減りましたねぇ。
数年前は切り株を囲んでビッシリと咲いていました。
黄水仙と梅のコラボです。
こちらから見ると、斜面のキズイセンが少し疎らなのがわかります。
そして・・・
この斜面越しに見えてきた「光堂」。その裏に見えるピンク色。
満開!です。
あれが大寒桜。
梅と大寒桜に囲まれた光堂です。
今年も見事に咲き誇ってくれました。
光堂まで登ってくると、対岸の斜面に、梅と黄水仙の美しい色の共演を見ることができました。
ここにも大寒桜。
桜越しに梅とキズイセン。花盛りです。
光堂の下には、ひときわ赤い桜が満開です。
カンヒザクラ(寒緋桜)です。
下向きに花がつく桜で、色が濃くて目立ちますね~。
そして、横から光堂の裏へ回ると・・・大寒桜がぎゅっと咲いています。
「夢の桜」と名付けられたこの大寒桜。
1985年に起きた日航機墜落事故で妹を亡くされたのが、石山寺副座主。
そのお母さんが、娘やその他の犠牲者が桜の咲くお寺へ登っていく夢を見て、
犠牲者の数と同じ520本の桜を寄進することを思い立ったそうです。
3年かけて植えられた520本の大寒桜。
30年を経ても、これだけたくさんの花をつけて、人々を癒やしてくれています。
今年も満開の桜に出会えて良かった。
青空はハッキリしませんでしたがね(^^ゞ
帰り際。多宝塔前にも一本咲いていました。
お寺の外に出ると、東の空は青空でした。
石山寺の大寒桜。また来年もきっと会いに来ます。