昨年に比べて、かなりユックリめな京都の桜の開花状況。
まずは様々な桜の先陣をきって満開になる淀水路の河津桜の満開光景で、
京都の桜2017のプロローグとしたいと思います。
(※3月18日撮影)
京阪淀駅からほど近い水路沿いに、河津桜がたくさん植えられたのは2002年から。
おおよそ200本が水路沿いに植樹されました。
それから15年。
小さかった木々も年々立派に成長し、3月中旬には美しい光景を見せてくれます。
ソメイヨシノやしだれ桜などよりも、少し早く満開を迎える河津桜。
少し濃いめのピンク色の花を満開にした木々は、一足はやい春を感じさせてくれます。
元々は暗く、汚い印象のあった水路沿いが、美しい遊歩道に生まれ変わりました。
きっかけは傍を通る京阪電鉄の線路が高架化したこと。
1999年の工事着工とあいまって、水路の整備も行われ、2002年からの植樹につながりました。
水路を彩る河津桜。
年々訪れる人も多くなり、春らしい賑わいを見せています。
早朝から清々しく歩くことができる遊歩道。
お散歩の方々もたくさんおられました。
水路に映り込む春色。
水路は高いフェンスで囲まれ、水辺に近づくことは出来ません。
小さな子への配慮や、大雨などで水量が増えることも考えてのことなのでしょうね。
市街地から水路へと続く歩道。
河津桜のトンネルになっています。
反対側から水路方面を望む。
見上げると、降り注いでくるかのような桜の花たちが空を覆っていました。
咲き始めた桜にメジロたちも喜んでいる様子。
忙しく枝から枝へ飛び移りながら、細長いくちばしで蜜をついばみます。
お、いい場所でポーズしてくれました。
足元には菜の花も咲き始めていて・・・
春色のコラボも楽しめました。
水路沿いに連なる河津桜の並木。
水辺と桜って本当にいいマッチングですよね。
あ、ここにも春色コラボ。
手前は咲き始めた山茱萸の花です。
橋のアーチの向こう、川面に映り込む桜色。
河津桜の満開を見ると、ああ、春だなぁっていう気分になりますね。
さぁ、やってきた桜シーズン。
淀水路の河津桜を皮切りに、いよいよ桜巡りは本格化です。
今年はどんな桜光景が楽しめるかな(^^)