高桐院・雪景色
2017年 03月 27日
この日はお日様が出たり隠れたりでしたが、日当たりの良いところから解け始め。
雪の華は少しお疲れ気味の様相になりましたが、お庭の美しい雪景色をご覧ください。
(※1月15日撮影)
キレイに雪かきしていただいています。
青空がが見えて、ちょっと木々の雪は解けかけています。
日陰になっている分、ここの屋根や手前の松には雪がたっぷり。
こちらは日陰だったおかげで、キレイに雪が残っていました。
盆栽の蓬莱庭園も雪化粧したかのように白砂がつかわれていますね(^^)
お庭が見えてきましたよ~。
木々の雪の華は少しお疲れ気味でしたが、木漏れ日が雪におちていい雰囲気。
秀吉に取られそうになったため、一部を切り欠いて「傷物にござりまする故」と断りを入れたという。
いたずらにより、苔が剥がされてしまいましたが、随分元の姿に戻ってきていました。
静寂の中に響く鳥の声を聞くと、更に寂寥感が深まる」という意味。
雪のこの日は、まさにそんな雰囲気でした。
雪景色を眺める贅沢な時間。
お寺の書院にあたりますが、千利休の居宅を移築したものです。
こちらにも静けさが漂っていました。
綿帽子をかぶって、何だか可愛らしい。
来シーズンは雪の華が美しい時間帯に再訪したいと思った高桐院でした。