八坂神社で催された節分祭。
2月2日は先斗町と宮川町の舞妓さんたちが舞踊を奉納されます。
宮川町の奉納舞をお届けします。
先斗町の奉納舞はこちら。
舞妓さん達が舞台に上がってこられました。
宮川町は例年5人の舞妓さんにより「姫三社」を舞われます。
扇に鈴。スタンバイはOKですね。
舞の立ち位置にそれぞれ着座されました。
ふく珠さんです。
そしてふく英さん。
ふく珠さんとWお見世出しだったのは2014年10月末のことでした。
2年半の月日がたち、すっかり中堅どころの立派な舞妓さんです。
まずは宮司さんによるお祓いを受けます。
そして、一礼。
深々と。
地方さんたちも気合いの入った表情。
さぁ、舞が始まります。
姫三社は、扇と鈴を使った舞。
扇で顔を隠し、扇の後ろでシャンシャンと鈴を鳴らします。
何ともミステリアスな始まり。
そしてパッと扇がかえり、表情が見えました。
シャンシャンと鳴る鈴の音は全編を通じて続きます。
黒紋付による5人の舞は本当に豪華。
(残念ながら柱に隠れて叶幸さんが見えませんが・・・)
5人が揃って舞う姿は優美そのものです。
ふく珠さん。
センターで堂々たる舞。
ふく英さん。
背中に扇と鈴を回してシャンシャン。
富美芳さん。
初めてお見かけしたのは半だらの頃でした。
凛々しい舞妓さんになられましたね。
姫三社の三社とは、伊勢神宮・春日大社(奈良)・石清水八幡宮のことだそうです。
江戸時代に流行した三社詣で。
その華やかで賑やかな様子が伺われます。
ふく音さん。
この子も2014年秋デビューでした。
節分は舞妓さんの変わり髷にも注目。
ふく英さんの髪型はおしどり(雄)。
ふく珠さんはおしどり(雌)のようです。
同時お見世出しのお二人、おしどり夫婦となったわけですね(^-^)
富美芳さんは菊重ねでしょうかね。
この鈴を鳴らす仕草がかっこいいんですよね。
そして、くるり、くるり。
おめでたい黒紋付がよくお似合いです。
きりりとキマるポーズ。
礼をして終了です。
華やかな舞をありがとうございました。
舞台から下がられたときに、叶幸さん、ふく音さんの髪型が見えました。
おそらく「お染」かと思われます。
さて、舞、豆まきが終わって皆さんがお帰りです。
とし真菜さん、陰陽師、安倍晴明の格好のお化け。かっこいい!
とし夏菜さんは雅楽家で安倍晴明の親友だった源博雅に扮します。
し、渋い。
瞼の母、番場の忠太郎に扮したのは富美苑さん。
そしてお登世となったのはふく愛さんでした。
18~19歳の娘役なので、赤い襟にかわいらしい簪。
二人汐汲の松風と村雨に扮したのはふく鈴さんと小ふくさんでした。
小凛さん、小梅さんは昨年舞妓さんとしておばけに参加され、二年連続。
小凛さんは襟替えされて芸妓さんになりましたが、舞妓さんのおばけは珍しいですね。
さぁ、舞を奉納した5人のお帰りです。
柱の陰で撮れなかった叶幸さん。
富美芳さんもリラックスしたいい笑顔です。
ふく音さん。目線ありがとう~。
そして、最後はセンターだったふく珠さん。
舞もおばけもとても華やかだった、宮川町の節分奉納でした。