京都の紅葉2016 修学院離宮(中離宮編)
          
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下離宮編に続いては中離宮編です。

楽只軒を中心に、趣のある建物と紅葉をお楽しみください。

(※11月23日撮影)






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さて、中離宮へ続く門へとやってきました。
正面にドーンと門がありますが、そこを開けるのではなく、この紅葉の下にある隠し扉を通って進みます。


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真っ赤な紅葉と色づき中のオレンジ。
近辺の詩仙堂や圓光寺が散りきっていたのですが、ここは残ってくれていてうれしかったです。


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紅葉が彩る階段を登って行くと・・・


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井戸と紅葉が目に飛び込んできました。
こちらは楽只軒。後ほど回ってきます。


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小さな滝のあるお庭は何ともスケールの大きな雰囲気。


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こちらは枝振りの良い五葉松です。バックの紅葉とあいまって美しい色合い。


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見えてきたのは客殿。


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池の方を見下ろすと、楽只軒の裏側が見えています。


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青空も広がってきそうな雰囲気。
上離宮の隣雲亭は青空で撮りたい!と思っていたので、願いが通じましたね。


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ドウダンツツジのオレンジ色の紅葉を前ボケにして・・。
やや色づきは悪いですが、これまた今シーズンは致し方ないところ。


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さぁ、客殿です。
こちらは豪華な設えが見どころ。
板襖に描かれているのは祇園祭の山鉾。住吉具慶作と言われます。
現在の鉾とは少し違いますが、当時の祇園祭の様子をうかがい知ることができますね。
特徴を見る限り、右が放下鉾、左が岩戸山。
左は八幡山のような要素もありますが、伊弉諾尊の御神体人形がのっていることから、
これが過去の岩戸山の形だったのだろうと推測されます。
北観音山、南観音山に倣って、大屋根をつけた現在の形になったようですが、
確かに現在も鉾柱はなく、真松を立てているなど、この絵との共通点も見い出せます。
興味深いですね。

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こちらは天下三棚の一つと言われる違い棚。
霞棚と言われます。霞がたなびくような美しい配置の棚板。
背景に施された金泥による雲、そして和歌や漢詩が貼り込まれた風流な棚です。



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ふすまにも金泥による雲が描かれており、棚との調和が図られています。


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こちらの板襖にはいきいきとした鯉と鮒の絵が。
伝承によると、元々は金の網は描かれておらず、夜な夜な襖から抜け出る鯉に困って
後に金の網を描いたのが円山応挙だそうな。そして、その網も数カ所破られており、
もしや、今もこの鯉は夜になると抜け出して、池で泳いでいるのかも???(^^)



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さぁ、客殿の美しい紅葉を振り返ったら、先へ進みましょうか。


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続いては先程横を通った楽只軒です。
長押にかかる額に書かれた楽只軒の文字は後水尾上皇の宸筆。
林丘寺2代・普光院宮が疱瘡にかかった際、護摩を室内で焚いたため、
全体的に真っ黒だったそうですが、スス落としをしてキレイに復原されました。
とはいえ、まだその名残が長押に残っていますね。


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ちょっとチリチリしていますが、紅葉が見送ってくれます。


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さて、中離宮の参観も終わり。出入り口の門に向かいます。


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青空に鮮やかな紅葉!
これは上離宮が期待できます(^^)


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林丘寺が垣間見えるこの場所も紅葉が綺麗。
ホントはもっと色づきが良いのですよ~。


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散り紅葉も苔庭に積もる光景。


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さぁ、再びお馬車道へ。
空は見事晴れてきました。
目指すは松が誘う御馬車道の向こう。


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屋根がチラリと見える建物が上離宮、隣雲亭です。


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お馬車道を進むと真っ赤な紅葉の横に大刈込が見えてきました。

次回は上離宮編。いよいよ修学院離宮のクライマックスです。
by kwc_photo | 2017-02-09 06:48 | 京都(Kyoto) | Trackback | Comments(6)
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Commented by cynchia at 2017-02-09 07:53
おはようございます、よい感じですね。
昨年は、当たらず行けませんでした。
Commented by umi_bari at 2017-02-09 08:25
今日は中離宮ですね、ここでは建物もしっかり見たくなりますね、
鯉の話しは、聞いたことがあります、夜な夜な出てきそうですね、
修学院離宮の膨大さに驚きました、バグースです。
Commented by j-garden-hirasato at 2017-02-11 07:05
やはり、素敵な庭園です。
ため息がついつい出てしまいます。
離宮間に田圃を挟み込み、
庭園の景色だけでなく、
農の風景も楽しんでいたと言いますから、
もう、全然別世界です。
Commented by kwc_photo at 2017-02-12 22:40
>シンシアさん
私も抽選はハナから当てにせず、キャンセル待ち作戦で
毎年頑張ってます。昨年はダメだったので、二年ぶりの
離宮の紅葉でした(^-^)
やっぱりあのスケールは素晴らしく、離宮内を歩く喜び
は格別ですね。
Commented by kwc_photo at 2017-02-12 22:40
>umi_bariさん
中離宮はあの違い棚の見事さに感激します。
霞棚とはよくつけた名前だと思います。
鯉の絵はイキイキしてて、面白い謂れをつけたなぁと
思いますね。網を描いたのが円山応挙というのが
豪華じゃないですかね~(^-^)
Commented by kwc_photo at 2017-02-12 22:40
>j-garden-hirasatoさん
離宮は特別ですよね。
私の中では修学院離宮は遠い存在でしたが、最近当日の
申し込みでも参観ができるようになりました。
でも、朝の光での参観は相変わらず予約が必要ですがね。
田んぼも御馬車道から見えてます。ホントにすごい庭園
ですよ~。
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