雨の事始め(祇園甲部)
2016年 12月 14日
祇園甲部では、京舞の師匠、井上八千代さんに門下生たちがご挨拶に来られます。
あいにくの雨の事始めとなりましたが、その様子をどうぞ。
小なみさんです。
からげの時も小さな簪をさしておられますが、これは招きの簪ですね。
片岡秀太郎と片岡孝太郎でしょうか。
「豆」筋ですね。
背の高いスラッとした舞妓さんです。
大所帯、一列に並んでの訪問です。
という日なのだそうです。
転じて花街では、芸事のお師匠を訪ね、1年のお礼や新年の挨拶をして迎春の準備をする
という伝統行事になっています。芸舞妓さんは、お礼とともに、これからも舞の稽古に励むことを誓い、
井上八千代さんから祝儀として舞扇をもらいます。豆六さんが手に持っているのがその舞扇。
「お事多さん」と書いておことうさん。
いろいろ年末までにやることが多くてお互い大変ですなぁ、ってところでしょうか。素敵な京ことばです。
ピンクの雨用コートがよくお似合いです。
いち早く傘を閉じたのは、先日襟替えをされたばかりの知余子さん。
それを見て「あっ」となったのは新人舞妓の朋子さん。
ダッシュで姉さんより先に・・・(^-^)
実佳子さん、彰子さんは相合傘でした。
姉さんがいるときのまめ春さんは真面目モード(^-^)
「おめでとうさんどす。どうぞ相変わりませずよろしゅうおたのもうします。」
芸妓の章乃さん、舞妓の清乃さん、紫乃さんです。
真っ赤なコート、鮮やかですね。
雨は降ってないみたいね?と空を見上げます。
門前で記念撮影。
舞妓の四人組。佳つ雛さん、佳つ江さん、佳つ扇さん、佳つ花さんです。
表情がキュートな子です(^-^)。
美月さんが戸を開けに走ります。
この行事が終わると、たしかに年末を感じます。
皆様、おことうさんです(^-^)