水尾の里のアサギマダラ sanpo
          
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今年もこの季節がやってきました。
藤袴が満開になる頃に、惹きつけられるように現れるアサギマダラ。
そのアサギマダラに惹きつけられるように、たくさんの人が訪れる水尾の里へ行ってきました(^-^)

(※10月2日撮影)






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早朝に水尾に到着。
藤袴は満開です。が、ちょっと咲きっぷりが悪い感じ。


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遠くに見える山々にはうっすら雲がかかり、水墨画の世界。


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そこへ飛んでくるチョウチョがいます。
アサギマダラは藤袴の蜜を吸うとともに、その毒素であるアルカロイドを摂取しています。
ここへ吸蜜しにくるアサギマダラはほとんどがオス。
アルカロイドを摂取することで成熟したオスとなり、森へ帰って交尾するというわけです。


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毒をまとうことで、鳥などに捕食されることを防ぎ、長距離を渡ることができるんですね。


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この美しい浅葱色も、その毒素をまとっているぞ、という警戒色と考えられています。


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のんびり吸蜜していると、ちょっかいを出してくるツマグロヒョウモン。
アターック!


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ゆうゆうと吸蜜するツマグロヒョウモン。
なかなか強気な蝶ですね(^-^)


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蛹から羽化して4~5ヶ月ほどの命であるアサギマダラ。
その間にすごい距離を飛ぶ「渡り蝶」であることで有名です。
この子は10月1日、つまりこの撮影日の前日にここ水尾でマーキングされたようです。

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この子は水尾じゃないようですね。
この写真ではちょっと日付が見えませんが、滋賀県の比良山で9月23日にマーキングされたもの。
つまり、50kmほどを飛んできたことになりますね。
でももっとすごい記録が!台湾から渡ってきたというケースでは2200kmほどの長距離記録が残っているそうです。


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おや、変わったお客さんも。


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こちらはアカタテハですね。


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モンシロチョウも来ていました。
ホントにいろいろな蝶と出会える場所ですね。


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アカタテハ、必死で吸蜜中(^-^)


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お、珍しい!
枯葉蝶か、クロコノマチョウか・・・ホントに枯れ葉みたいですね。


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アブだって藤袴が吸いたいんだ(笑)


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アサギマダラに戻りましょ。
二頭で藤袴をシェアしてますね(笑)


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個体数が増えてきました。
今年はいつまでも暑くて、水尾にくるアサギマダラも少なかったそうですが、
この日はまずまずたくさんの個体が見られました。


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仲良く並んで。


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飛翔!
飛んでる姿を捉えるのはなかなか難しいです(^^ゞ


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ツマグロちゃん、エレガントにポーズしてくれてます。


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晴れ間が見え始めました。
お、逆光に透けると、アサギマダラの羽は透けるんですね。


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ええなぁ~。ウチの羽は透けへんねん・・・
羨ましそうなアカタテハ(笑)


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でも、青空をバックに気持ちよさげに吸蜜してました。


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ん~、惜しい。
アサギマダラにピントが来てれば良かったんですが、手前の藤袴へ・・・orz


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キラリ。お日様に向かって。


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太陽をまとったアサギマダラは、黄金色に輝きました。

今年も早朝からチョウチョを追いかけた一日でした。
健全な遊びやなぁ・・・と思わず自賛したら、結構たくさんのご賛同をいただきました(笑)
by kwc_photo | 2016-10-20 08:57 | 京都(Kyoto) | Trackback | Comments(8)
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Commented by arak_okano at 2016-10-20 09:37
元気に海を渡ってくるんですね、どうやって水尾の里が分かるんでしょうかね、
いつまでもいつまでも来て欲しいですね。
青空に自然の不思議にバグースです。
Commented by ericanada at 2016-10-20 11:42
素敵な蝶々がたくさん来るんですね。
マーキングまでされて保護されているとは知りませんでした。
よく動く被写体なのにどれもこれもびしっとフォーカスしていて素晴らしいです。
Commented by A-HIMEKKO at 2016-10-20 23:30
最後のオチにクスッ(笑)
ホンマ健全どす・・・・・
たまには夜の蝶もいかはる・・・・人に限って
そういうふうに、いわはるでしょ(クククッ)

それにしてもえらい距離。。。飛ぶんどすなぁ~@@
Commented by j-garden-hirasato at 2016-10-21 06:31
アサギマダラ、
神秘的な蝶ですよね。
何で、長距離を移動するんでしょう。
長野にも飛来地があるようですが、
未訪問です。
行っても、うまく蝶は撮れないだろうなあ…。
Commented by kwc_photo at 2016-10-24 21:55
>アラックさん
ほんと、不思議ですよね。藤袴の位置がわかるのは、
遠くからでも蝶が感じられる香りでもしているのでしょうか。
基本的に4~5ヶ月で死んでしまう蝶なので、以前に水尾に
来てるから知っている、とか、他の蝶に案内してもらって、
とかじゃないでしょうからね(笑)
Commented by kwc_photo at 2016-10-24 21:55
>ericanadaさん
アサギマダラは青色がとてもきれいで、他の蝶よりも
人気が高いんですよ。
そして、藤袴あるところにアサギマダラあり、というくらい
この花に集まってくる蝶なので、観察するかたも多いです。
マーキングは保護というより、飛行記録を調べるための
もののようですね。遠くから飛んできているのを見つけると
びっくりします(^^)
Commented by kwc_photo at 2016-10-24 21:55
>A-HIMEKKOさん
健全でしょ~(笑)
ええっと、夜の蝶・・・(焦)
まぁ、私の場合、花 時々 華ってことで(^^ゞ

この子、この細っこい身体ですごい移動距離ですよね。
自力で・・・2,000キロって行ったら、日本の本州の
端から端までってことですよね。風に乗って飛ぶにしても
ホントにすごいなぁって思います。そして、どうやって
餌となる藤袴の位置を知るんでしょうね??不思議です。
Commented by kwc_photo at 2016-10-24 21:55
>j-garden-hirasatoさん
ホントに不思議な蝶です。そして、藤袴やヒヨドリバナなど
特定の花に寄ってくるという特性も、その神秘性を
高めていますね。
台湾から飛んできた、なんていう話を聞くと、あの小さな身体
でどうやって・・・と思ってしまいますね。

蝶は飛ぶ姿を捉えるのは相当難しいですね。止まって吸蜜や
休んでいるところならなんとか・・・なんですが(^_^;)
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