正寿院の風鈴まつり
2016年 10月 11日
今年で4年目となる風鈴まつりに初めて出かけてきました。
(※9月10日撮影)
孤高の白梅や遍照院へ行く際に通り過ぎていた場所でしたが、訪れるのは初めて。
青と白に統一されたこの部分の風鈴。色合いでも涼しさを感じさせてくれますね。
思い思いの祈りや願い事が描かれた短冊が揺れます。
お寺がこの地にできて以来立っているそうです。
天然記念物になりそうな樹齢ですが、何と幹周りが基準にわずか10cm足らないとのこと。
でも短冊が白と青で統一されていますね。
いろいろ変化があって楽しい風鈴まつりです。
夏の日差しが簾越しにキラリ。
青空にそびえる偉容に見惚れました。
唐門の中にも風鈴がいっぱい。
お寺の正式名称は「慈眼山正寿院」。高野山真言宗のお寺です。
全ては紹介しきれませんが、いくつかカラフルなのをご紹介しましょう。
花笠の下に鋳物の風鈴が。涼やかな音がなっていました。
こちらも鞠の下に鋳物の風鈴が下がるタイプ。
かわいらしいんですが、厚めの陶器なので、音はコロンコロンという感じ(^-^)
この縁側部分は、先程の唐門の新調と同時に増築されたそうで、ピカピカでした。
こちらには快慶作の不動明王坐像があったそうですが、現在は奈良国立博物館に寄託されています。
もちろん重要文化財なんですよ。
秘宝、十一面観音像は厨子の中。8/18までは特別公開されていたそうなんです。
見逃した・・・。次回の開帳は平成五十二年の予定です。何と二十四年後。
おじいちゃんですやん(^^;
色のにじみがシャボン玉っぽくてかわいい。
残念ながらご利益は・・・(^^;
9月は台風がいっぱいきて、雨が多かったですね。
浮き上がっていくシャボン玉を表現すべく、下からのアングルで。
少し俯瞰気味に見られるのがまたいいですね。
お日様が登って、空が青々してきました。
冷たいお茶も頂いて、少しお話もさせていただきました。
細やかな気配りをいただき、ありがとうございました。
ハート型の窓が最近有名になりつつあります。
猪目窓は仏教寺院で時々見かけますね。パッと思いつくハートマークは詩仙堂かな。
ここまでクッキリはっきりハートマークは初めてですが(^-^)
蒔絵風鈴、とてもいい雰囲気で飾ってありましたよ。
さて、トップの写真ですが、正寿院で行われていたフォトコンテストで最優秀賞をいただきました。
休憩所で案内を見つけて、その場で応募しておいたのですが、ビックリ。
思いがけないことでしたが、嬉しいです。