アップが本当に遅くなってしまいましたが、クリンソウがキレイに咲いた古知谷阿弥陀寺へ行ってきました。
山野草が他にもいっぱい!
珍しいお花をたくさん楽しませてもらいました(^-^)
(※5月4日撮影)
おなじみの苔むした「禁葷辛酒肉」の石柱を見ながらお寺の入口を目指します。
古知谷カエデの新緑と水の流れが爽やか!
緑に包まれた瑞雲閣。
さぁ、受付をしていただいて、お寺の中へ。
キリシマツツジが咲いていました。
お寺の背後に迫る山の新緑もまばゆいですね。
五智如来像の向こうに見えるのは・・・
クリンソウでした。
こちらのお庭にもクリンソウを植えられたんですね~。
そして、クリンソウとともに咲いていたのはクマガイソウ。
葉っぱの形が武士が背中に背負った母衣に似ていることから、武将に例えられました。
熊谷とは、熊谷直実。少し前に咲く敦盛草は平敦盛。
平家物語の「敦盛の最期」のシーンになぞらえられた花たちです。
本堂入口にはこんな花が。
ラン科の花、ハクサンチドリです。お寺の方に教えていただきました。
シライトソウもこんな感じで咲いていました。
さぁ、中庭の方へ。
思った通り、見事に咲きそろった九輪草(クリンソウ)に会えました。
三重塔や五重塔の天辺につけられている「九輪」のように花をつけることからこの名前がついています。
ピンクや白の花たち。
とてもかわいらしい花です。
今年も美しく咲いてくれました。
雪見窓の額縁にもクリンソウが咲きました(^-^)
こんなにまとまってクリンソウが咲くお庭は、京都では他にはないですね。
ミラージュ九輪草。
今年もやってみました。
最後にお庭を俯瞰して。
お庭いっぱいに咲いた九輪草、今年もありがとう。
タイツリソウが見送ってくれました。
すると、お寺の方が「こちらもどうぞ」と雪餅草を受付に飾ってくださいました。
おお、今年も会えましたよ。とても優美な姿です。
あちらにはエビネも咲いていますよ、と教えてもらって撮影。
小さなお花、変わり種のエビネです。
黄色いエビネも咲いていました。
これも気が付かなかったなぁ~。
白百合芥子という花だそうです。お手洗いの方に咲いていました。
そして、最後はミヤコワスレとともに咲いていたこの花。
鳴子百合です。
ホント、鳴子のように2つ一組で咲くかわいい花でした。
九輪草だけではなく、たくさんの山野草に出会えた、春の古知谷阿弥陀寺でした。