祇園祭2016 後祭山鉾巡行
          
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7月24日は祇園祭の後祭巡行でした。
花傘巡行と舞踊奉納をメインで見に行ったので、巡行の様子は駆け足ですが(^^ゞ
龍頭の乗った大船鉾の勇姿が見られて嬉しかったです。

それではどうぞご覧ください。



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河原町通へたどり着くと、浄妙山が通るところでした。
後ろには役行者山、黒主山が続いています。


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ということは・・・
と、南側を見ると、北観音山の後ろ姿を見ることができました。
御神体人形に楊柳観音を祀られることに由来して、柳の大枝を右後ろに挿しています。


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浄妙山は一来法師が筒井浄妙の頭上を飛び越えて宇治川の戦いの先陣を果たした、
という物語をあらわしています。
パチンコ屋さんバックでアレなんですが・・・(^^ゞ


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次は役行者山です。



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赤熊の一言主神、法輪を持った葛城神が見えます。
会所で見た役行者は、中央の祠の中に座っていますので、このアングルでは見えません(^^ゞ


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黒主山はパッと目立つ満開の枝垂れ桜がトレードマーク。


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大伴黒主さん、満開の桜を見上げています。
会所で見る黒主さん、山に飾られるときはこうなるんですね。


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くじ取らずの南観音山がやってきました。


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天水引は「四神の図」。
下水引は「飛天奏楽図」です。観音様を祀る山にぴったりですね。


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南観音山も楊柳観音を祀ります。
昨晩の宵山では、御神体の楊柳観音を担ぎだして練り歩く「あばれ観音」が行われました。
見送は「龍王渡海図」。そして、北観音山同様に右後ろに柳の大枝を挿します。


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次は鈴鹿山です。
真松の枝にたくさん鈴鹿山のマークが入った絵馬が見えます。
巡行後、泥棒避けのお守りとして町内に配られるそうですよ。


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御神体は鈴鹿権現、瀬織津姫命です。
祇園祭の御神体唯一の美女像と言われていますが(いや、神功皇后は?(笑))、
能面をつけているため、その美女の素顔を拝むことは出来ません。


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お次は八幡山。
石清水八幡宮を勧請されたという八幡宮が飾られます。


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左甚五郎の鳩を新調したものが、向い合って鳥居の上にとまっていますね。
前懸にも鳩が飛んでいます(^-^)


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さぁ、山の最後、鯉山です。


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今にも飛沫を上げて飛び出してきそうな左甚五郎作の鯉。見事です。
そして、前懸、胴懸、水引は、ベルギー・ブリュッセルの毛綴織を用いて作られています。


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この見送りを含め、一枚のタペストリーを、大工のノミを使って裁断し、鯉山全体の懸装品としたのですね。
巡行時の懸装品は復元新調品ですが、原本はすべて重要文化財指定されています。


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さぁ、殿(しんがり)はこの大人気の鉾。
後祭の唯一の鉾でもある、大船鉾です。


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龍頭の乗った姿での巡行はもちろん初めて。
グッと前足を踏ん張った龍はイキイキとしています。
左右対称ではない足の表現が、その躍動感につながっていますね。


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昨年までの大金幣の姿も良かったですが、龍頭姿を見るとこれがシックリくるような。
過去は鉾町である四条町が北と南に分かれており、交互に鉾を出していました。
この時、北が龍頭、南が大金幣を船首に掲げていたのだそうです。


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その後、四条町は南北が統合されましたが、一年ごとに龍頭と大金幣をかけかえていたそうです。
ということは、来年は大金幣、再来年は龍頭、となるでしょうか。


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龍頭が復活した大船鉾が征きます。
毎年、新たな姿を見せていってくれる大船鉾。
来年はどう進化するのか、これもまた見どころになってきましたね。

というわけで、駆け足でしたが、河原町通での山鉾巡行観賞でした。


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最後に御旅所によって、三基のお神輿を見てきました。

24日の夜の還幸祭で、このお神輿が八坂神社にお帰りになります。
後祭巡行は、このお神輿が通る道を清め祓うためのものなんですよね。
by kwc_photo | 2016-07-27 08:23 | 京都(Kyoto) | Trackback | Comments(8)
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Commented by arak_okano at 2016-07-27 14:50
大船鉾の龍頭、凄い迫力ですね、驚くほどです、バグースです。後祭もありがとうございます。来年も楽しみです。
Commented by kurese0535 at 2016-07-27 19:42
こんばんわです。
駆け足でも見事な撮りっぷりですね。流石です。
龍頭の迫力がすごいですね。
大船鉾の龍頭、今後金箔彩色されていくと聞きました。
今後も楽しみな大船鉾ですね。
今年もいけなかった後祭巡行、見せていただきありがとうございます。
Commented by 雪だるま at 2016-07-28 06:01 x
後祭り
前祭りと違い人の数は少なそうですね
来年は後祭りを追いかけてみたい、と思いました
Commented by j-garden-hirasato at 2016-07-28 07:07
ザ・日本の祭り、
見応えがあります。
引手の衣装もそれぞれ違って、
そういうのを見るのも楽しいですね。
Commented by kwc_photo at 2016-07-30 21:23
>アラックさん
大船鉾、龍頭をつけて巡行している姿を見たかったので、
大満足でした。
後祭巡行と花傘巡行を両方欲張ると、やっぱり駆け足
しかないですね(^^ゞ
Commented by kwc_photo at 2016-07-30 21:23
>kureseさん
いやぁ、めっちゃ駆け足でした・・・(笑)
見ていただいたらわかると思いますが、一箇所で撮っている
のではなく、本当に河原町通を北上しながら撮ってます。
つまり、行列を遡っているという・・・(^-^)
何とか大船鉾が見られて良かったです。
Commented by kwc_photo at 2016-07-30 21:23
>雪だるまさん
後祭もそれなりに混雑していますが、何とか追いかけられました。
巡行は10基なんで前祭よりは短いですね。
花傘巡行と同時開催なので、どっちも追いかけてみました(^-^)
Commented by kwc_photo at 2016-07-30 21:23
>j-garden-hirasatoさん
祇園祭はやっぱり別格の雰囲気がありますよね。
過去から引き継がれてきた伝統、そして時代に合わせて
変わってきたところ、全てをあわせて現在の祇園祭に
なっているんだなぁと思うと、感慨深いですね。
焼けてしまった龍頭の復活も、新たな歴史の1ページ。
一つの時代に立ち会えている喜びを感じます。
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