祇園祭2016 前祭山鉾巡行(芦刈山~船鉾)
          
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前祭山鉾巡行、後編です。
途中まで四条通で見たあと、新町通へ移動しました。

残りの山鉾、一気にご紹介します(^-^)



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芦刈山を先頭に、蟷螂山、保昌山、鶏鉾がやってきました。


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芦刈山。
大和物語「芦刈」を題材にした山。
貧しさの余り、妻にも捨てられ、寂しく芦を刈る老人の姿なんです。


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くじ改が終わると、クルクルっと回転してアピールします。
見送は前懸同様に、山口華楊原画の「鶴図」。


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胴懸の燕子花図も見えました。
原画は尾形光琳です。


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前懸は山口華楊原画の「凝視」。かっこいいライオンが睨んでいます。



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引き続いてやってきたのは蟷螂山。


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揃いの裃が統一感があっていいですね。


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この山は本当に人気者。
御所車の上にいる、このカマキリくん。


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ほら!羽を広げました(^-^)


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今度はカマを振り上げてポーズ。


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こんなコミカルな動きも。
動く度に歓声が巻き起こる山なんです。


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見送はとてもカラフル。
見送だけでなく、前懸、胴懸も友禅で飾られています。
人間国宝、羽田登喜男の作品です。


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お次は保昌山がやって来ました。


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この山のご神体人形、平井保昌は、和泉式部に恋心を伝えるため、御所の紫宸殿に忍び込みます。
満開の紅梅を手折った保昌。この逸話から「花盗人山」とも呼ばれます。


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鶏鉾が姿をあらわしました。


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揃いの赤い笠の曳き手さんに曳かれ、鉾は進みます。


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音頭取りさんの威勢のよい掛け声が響きます。


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こちらの稚児人形はお名前がありません。
文久3年、幕末期に作られたものです。


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水色の浴衣に金の扇。鮮やかです。


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見送は「トロイの王子と妻子の別れ」。
叙事詩イーリアスの一場面なんです。
こちらは復元新調品ですが、現物は重要文化財。ベルギー・ブリュッセルで作成されたタペストリーです。


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伯牙山がやってきました。
ご神体人形は斧をもった伯牙。
彼の音楽の理解者であった友人の死の報にふれ、悲しみの余り、目の前にある琴の弦を断ち切ろうとしています。
このことから「琴破山(ことわりやま)」とも呼ばれています。


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綾傘鉾がやってきたところで新町通へ移動開始です。



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新町通は山鉾が各鉾町に戻っていく通り道。
まずはお稚児さんを下ろした長刀鉾が真横を通過しました。


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函谷鉾。
鮮やかな前懸の前で、精悍な顔つきの音頭取りさん。


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つぎは月鉾です。
於菟麿さんがちょこんと乗っている姿がかわいらしい。


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戻り囃子はアップテンポ。
囃子方の皆さんもあとちょっと。頑張ってください~!


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鶏鉾も帰ってきました。


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稚児人形もキマッてますね。


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先ほど見られなかった郭巨山がやって来ました。
にこやかにしてる子ども。でも、実は山に捨てられようとしてたんですよね~。
貧しさが極まった郭巨、子どもは再び得られるが、母は二度と得られない、と、
子どもを捨てるために穴を掘っていたところ、中央に見える金の釜を掘り当て、
子どもは助かりました(笑)
母を大切に、という儒教の教えを体現した山ですが、何ともシュールです(^^ゞ


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油天神山です。
天神さんというだけあって、鮮やかな紅梅が飾られます。


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菊水鉾の稚児人形は恰幅がいいですね。
その名も菊丸さん。昭和56年の制作と、一番若い(笑)稚児人形です。


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岩戸山がやって来ました。
屋根の上には伊弉諾尊のご神体人形が乗ります。


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さぁ、最後は船鉾。
この鉾が来ると盛り上がります。


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出陣の船、船鉾。
何とも勇ましい姿です。


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おや、船鉾が最後だと思ったら、殿は放下鉾でした。
御池通を通行中に、鉾町に帰る順番に並び変わるんですね。


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こちらの鉾の稚児人形は、何と泰平の舞を披露してくれる唯一の人形。


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三光丸さんといいます。
関節がちゃんとある人形なのです。
三人の人形方により、見事な泰平の舞が行われます。


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ぐっと身体を起こして・・・


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バッチリポーズがきまりました。

最後に美しい稚児人形の泰平の舞を楽しめた、今年の前祭山鉾巡行でした。
by kwc_photo | 2016-07-21 22:57 | 京都(Kyoto) | Trackback | Comments(8)
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Commented by 雪だるま at 2016-07-22 05:42 x
船鉾
雪だるまは出立する船鉾が
四条通で辻回しして殿を務めるシーンを見学していました
周りの、警官の制止を言葉が通じないことを武器に車道に出る外国人に紛れ
撮れない角度の写真を撮影しては逃げ帰っていました(笑
Commented by arak_okano at 2016-07-22 06:15
今日も夢の世界をありがとうございます。
バグースです。
いつかは全部見てこられる元気で京都へ行きたいです。
Commented by j-garden-hirasato at 2016-07-22 06:55
前祭山鉾巡行、
その場で見ているような臨場感がありました。
なかなか見ることができないので、
ありがとうございました。
いつか、実際に京都で見たいです。
Commented by youpv at 2016-07-22 17:50
こんにちは。
注連縄切りから残って撮られていたのですね。
今年は特に人も多かったので早々に場所を移動しました。
新町通りの巡行も久しく撮っていないですので
新鮮な気持ちで見せていただきました。
Commented by kwc_photo at 2016-07-24 20:23
>雪だるまさん
船鉾、四条通の辻回しをご覧になったんですね。
ここ2年、辻回しを見られていないので、次回はまた
見たいなぁと思います。
Commented by kwc_photo at 2016-07-24 20:23
>アラックさん
そうですね。ゆっくり全部見ていただけるのが理想だと
思います。やっぱり最後の船鉾を見ていただきたいなぁと
思いますしね。
元気が戻りますようにお祈りしております。
Commented by kwc_photo at 2016-07-24 20:24
>j-garden-hirasatoさん
ありがとうございます。新町はギュッと山鉾が道いっぱい
にやってくるので、臨場感ある雰囲気になります。
京都で実際に見ていただくと、鉾のきしむ音や、祇園囃子
の音が聞こえて、さらに素敵ですよ。
ぜひ訪れてみてくださいね(^-^)
Commented by kwc_photo at 2016-07-24 20:24
>youpvさん
注連縄切りから動こうと思ったんですが、雨でビニール
を被ったので、もうこのまましばらく撮ろうという気に
なってしまいました(笑)
新町御池と紫織庵の両天秤は出来ないですしね。
今年はちと手抜きな山鉾巡行撮影でした(^^ゞ
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