祇園祭2016 三基の神輿(八坂神社)
2016年 07月 13日
その豪華な様子を見てきました。
八坂神社の舞殿には、10日に神輿洗式を終えた三基のお神輿が鎮座します。
豪華ですね。
六角形のお神輿です。明治時代までは「牛頭天王」とも呼ばれたそうで。
<以下、説明看板より>
この中御座の神輿には古来より上久世の駒形稚児が騎馬にて供奉することが慣例となっています。
胸に駒形をつけたこの稚児は素戔嗚尊の荒魂(あらみた)の化身とされ、
神輿の和魂(にぎみたま)と一体となって神輿の巡行が出来るといわれています。
櫛稲田姫命は素盞鳴尊の奥様です。
このお神輿は四角形。
八柱御子神は、素盞鳴尊と櫛稲田姫命の子どもです。
お神輿の形は、八柱、という名前に由来してか、八角形です。
三基それぞれ形が違うんですね。
見事な細工が施されています。
いずれのお神輿も重厚な外観です。
横にも鳥居があるんですね。
よく見ると鳥居には龍が絡みついています。
なるほど八角形です。
中御座の鳳凰は五穀豊穣を表した飾りをくわえています。
見とれる美しさ、繊細さですね。
このお神輿が祇園祭のメイン。
ご神体を宿して御旅所へ練り歩いて渡御するのが神幸祭(17日夜)。
御旅所から八坂神社へお戻りになるのが還幸祭(24日夜)。
その神幸祭、還幸祭に向けて、道を清め祓うのが前祭・後祭の山鉾巡行、というわけです。