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花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

祇園祭2016 三基の神輿(八坂神社)

  
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7月10日の神輿洗式を終え、7月17日の神幸祭に向けて舞殿に飾られた三基のお神輿。
その豪華な様子を見てきました。






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八坂神社の楼門から舞殿を眺めます。
八坂神社の舞殿には、10日に神輿洗式を終えた三基のお神輿が鎮座します。


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提灯の向こうにみえるお神輿。


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左から「西御座」「中御座」「東御座」です。


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裏側から見てみると、スッキリ全部見えます。
豪華ですね。


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主祭神・素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祀るのが真ん中に鎮座する「中御座」。
六角形のお神輿です。明治時代までは「牛頭天王」とも呼ばれたそうで。
<以下、説明看板より>
この中御座の神輿には古来より上久世の駒形稚児が騎馬にて供奉することが慣例となっています。
胸に駒形をつけたこの稚児は素戔嗚尊の荒魂(あらみた)の化身とされ、
神輿の和魂(にぎみたま)と一体となって神輿の巡行が出来るといわれています。

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櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)を祀るのが東御座。
櫛稲田姫命は素盞鳴尊の奥様です。
このお神輿は四角形。

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八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)を祀る西御座。
八柱御子神は、素盞鳴尊と櫛稲田姫命の子どもです。
お神輿の形は、八柱、という名前に由来してか、八角形です。

三基それぞれ形が違うんですね。


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中御座と西御座。
見事な細工が施されています。


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なんと西御座は2トンもある最重量級だそうで。
いずれのお神輿も重厚な外観です。


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横から見た東御座。
横にも鳥居があるんですね。
よく見ると鳥居には龍が絡みついています。


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こちらは西御座の横顔。
なるほど八角形です。


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中御座には鳳凰が載っています。
中御座の鳳凰は五穀豊穣を表した飾りをくわえています。


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こちらは西御座の鳳凰。


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東御座には宝珠が載っています。


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この細かい装飾!
見とれる美しさ、繊細さですね。


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三基並んだお神輿を斜めから眺めました。
このお神輿が祇園祭のメイン。
ご神体を宿して御旅所へ練り歩いて渡御するのが神幸祭(17日夜)。
御旅所から八坂神社へお戻りになるのが還幸祭(24日夜)。

その神幸祭、還幸祭に向けて、道を清め祓うのが前祭・後祭の山鉾巡行、というわけです。


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というわけで、祇園祭の「肝」となる三基のお神輿を今年は特集してみました(^^)
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by kwc_photo | 2016-07-13 19:10 | 京都(Kyoto) | Trackback