半夏生の庭(建仁寺塔頭・両足院)・後編
2016年 07月 16日
(※6月22日撮影)
半夏生の白がアクセントになりますね。
星月紋が施された、その名も「半夏生」。
これが月星紋なんです。
両足院が武家とつながりがあった名残でもあります。
開山が龍山徳見禅師、その龍山が千葉氏の出だったことから、
千葉氏の月星紋がこのお寺の寺紋となったものと思われます。
半夏生の名前にふさわしい白と緑のおまんじゅうです。
とても綺麗な色をしていました。
何度も言いますが、このニョロニョロ部分が花、白いのは葉っぱです(笑)
美しい白と緑の共演です。
ラッキーな事に、私が書院に入るのと入れ替わりに、皆さん茶室へ。
半夏生が縁取る池、鶴が羽を広げた形だというのがわかりますね。
お茶室で聞いたところ、お茶室までの間の道にはキレイにホトトギスも咲くとのこと。
他の季節の姿も見てみたい両足院のお庭でした。