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花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

半夏生の庭(建仁寺塔頭・両足院)・後編

  
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半夏生のお庭、お茶室「臨池亭」から後編をスタートします(^-^)

(※6月22日撮影)





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数寄屋門を池越しに望む。
半夏生の白がアクセントになりますね。


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お茶席にあがらせてもらいました。


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今年は例年の織部流ではなく、新進気鋭の作家さんの作った茶道具が用いられたお茶席。


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まずはお楽しみのこのおまんじゅうです。
星月紋が施された、その名も「半夏生」。


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ここで、この中庭を思い出してみましょう。


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屋根の瓦の模様。
これが月星紋なんです。
両足院が武家とつながりがあった名残でもあります。

開山が龍山徳見禅師、その龍山が千葉氏の出だったことから、
千葉氏の月星紋がこのお寺の寺紋となったものと思われます。


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おまんじゅうを割ってみると、中から出てきたのは緑の餡。
半夏生の名前にふさわしい白と緑のおまんじゅうです。


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お茶碗は先述したとおり、若い作家さんのもの。
とても綺麗な色をしていました。


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これらお茶道具に使う陶器も若い作家さんの作品だそうです。


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お茶席を後にして、お庭を歩きます。


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半夏生が囲む池越しに、臨池亭、そして水月亭が見えます。


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二本の白い半夏生ライン。


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満開!です。
何度も言いますが、このニョロニョロ部分が花、白いのは葉っぱです(笑)


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数寄屋門まで伸びる半夏生の列。
美しい白と緑の共演です。


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数寄屋門をくぐり、亀島の方へ出てお庭巡りは終了です。


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本堂横の苔庭。青々としていました。


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再び書院の方へ。
ラッキーな事に、私が書院に入るのと入れ替わりに、皆さん茶室へ。


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まさかの、再び無人撮影可能でした(笑)


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やはり美しいお庭。
半夏生が縁取る池、鶴が羽を広げた形だというのがわかりますね。


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踏み石のラインも綺麗ですね。


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この季節限定のお庭。
お茶室で聞いたところ、お茶室までの間の道にはキレイにホトトギスも咲くとのこと。
他の季節の姿も見てみたい両足院のお庭でした。
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by kwc_photo | 2016-07-16 07:00 | 京都(Kyoto) | Trackback