八重桜が咲き始めると、京都の桜の季節もそろそろお仕舞いです。
ギュッと小さな境内の中に桜が凝縮したかのような雨宝院。
そして、普賢象が気持ちよさそうに咲き誇る妙蓮寺をお届けします。
6月半ばですが、最後まで桜の季節、お付き合い下さいね(笑)
(※4月12日撮影)
雨宝院に到着。
西陣聖天さんとも言います。
本堂の両脇の桜が満開!
観音桜、と名付けられています。
八重系の桜。塀で囲まれた小さなお寺の境内の空を埋め尽くすように咲きます。
晴れるとちょっとギラギラして撮りにくいんですが、晴れ男なんだから仕方ないですね(^^ゞ
青空が垣間見える、という程度の桜の凝縮密度。
雨宝院の桜の魅力は、この凝縮感に尽きますね。
散り始めの時期でした。
乙女椿が一輪。でも、主役は散った桜の花びらでした(笑)
カエルさんもおしゃれしてますね(^-^)
何だか「鬱蒼と」という言葉がしっくり来るくらい、桜が咲いています。
一雨来た後の一面の散りも見てみたかったなぁ~。
でも、今年は晴れで満開を見られたのだから、良しとしましょう(^-^)
輝く朝日がキラリ。
美しい満開の光景です。
名残惜しいですが・・・
出勤前でしたので、雨宝院を後にします(^-^)。
もう一箇所!と駆け込んだのは妙蓮寺。
この時期は鐘楼の横に普賢象が咲くんです。
ビンゴ!な満開っぷり。
葉化した中央の花弁が、象の鼻のようですよね。
これを普賢菩薩様が乗る象になぞらえて「普賢象桜」と名前がついています。
雲一つない青空になりました。
妙蓮寺のお庭の入口にはしだれ桜も咲いていましたよ。
再び鐘楼に戻って。
こぼれ落ちてくるような普賢象桜。可愛らしい色です。
普賢象のトンネル。
いや、簾と言ったほうがいいかな(^-^)
爽やかな春の陽気に、エレガントに咲いた普賢象でした。