祇園放生会/ぎおんほうじょうえ(祇園甲部豆純さん、豆こまさん) sanpo
          
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6月5日、祇園白川・巽橋にて祇園放生会が行われました。

比叡山の大阿闍梨によって奉納されるこの行事、祇園甲部の舞妓さんも参加して鮎の稚魚が祇園白川に放流されます。
日頃、たくさんの動植物の命を頂いていることに感謝しましょう。



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放生会。
仏教の不殺生(アヒンサー)の教えが源流にあります。
生命あるものを殺すなというだけでなく自他の生命を生かす、大切に生きるということ。

しかしながら、我々は毎日動植物の命を食べて生きています。
不殺生といっても、そういうわけにはいきません。
そこで、この日は捕まえたものを放して生かしてあげるという行いをすることで、
日々頂く「命」に感謝しましょう、という行事なのです。

毎年栢木寛照さんがご挨拶の中でこんな内容をお話してくださったんですが、
昨年秋に善光寺の副住職として入山されたので、今年は来ることができなかったそうです。

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この行事には例年祇園甲部の舞妓さんが参加されます。
今年は豆純さんと豆こまさん。いい笑顔で豆純さんが暖簾をくぐって出てこられました。


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この日の午前は小雨まじり。
名前入りの傘をもって着席されました。
大丈夫。ここに晴れ男がいますからね~(^-^)


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笑顔が素敵ですね。
6月の花かんざし、アジサイの花があしらわれています。


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こちらは3月にお見世出しをされたばかりの豆こまさん。
花かんざしは、柳に撫子ですね。

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何やら談笑されています。
楽しそう(^-^)


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目線をいただけました。おおきに~。


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豆こまさん、お見世出しからまだ3ヶ月経ってないのですが、なかなか落ち着いておられます。


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意志の宿った、いい目ヂカラですね。


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豆純さんはお見世出しから1年半
上紅も入って、すっかり綺麗になりました。


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比叡山の大阿闍梨様による奉修は撮影禁止。
皆で両手を合わせて放生文の読経を聞きました。
その後、手桶に鮎の稚魚が入れられ、放流を待ちます。


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豆純さんと豆こまさん、放流です。
豆純さんは昨年参加されているので慣れたもの。
豆こまさんはお姉さんの手つきを観察中(^-^)


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豆純さん、放流。
豆こまさんもしっかりそれを見ています。初々しいですね。


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人は他者の命を頂いて生かされている。


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その思いを新たにするきっかけとなる行事です。


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手を合わせる豆純さん。


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豆こまさんも神妙に手を合わせておられました。


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日々意識することなく殺生をして生きている我々は、実はそれによって生かされている。

自らの命の尊さにも思いを馳せる行事だと思います。
阿闍梨様によるお加持も受けさせていただきました。
毎日の食事に心新たに感謝していきたいと思います。

勤修いただいた比叡山延暦寺、赤山禅院ほか関係者の皆様、豆純さんと豆こまさん、ありがとうございました。
by kwc_photo | 2016-06-07 07:07 | 京都(Kyoto) | Trackback(1) | Comments(14)
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Tracked from THE PHOTO DI.. at 2016-06-07 19:01
タイトル : 祇園放生会!
放生会。そもそもは仏教の戒律に基づいた、殺生を戒める宗教儀式であります。 祇園巽橋では、比叡山の大阿闍梨、祇園甲部の豆純さん、豆こまさんらによって、鮎の稚魚が放流されました。 ※阿闍梨さんのお姿は撮影禁止なのでカットしております。 ... more
Commented by カメラダンキチ at 2016-06-07 07:41 x
おはようございます♪先日の上洛の折にも巽橋で記念写真を撮りました。辰巳神社の前でも記念写真を撮りました。石碑の已の字を手でおさえて巳の字に変化させての記念撮影は、みんなの笑顔を誘います♪
Commented by arak_okano at 2016-06-07 07:41
祇園白川です、こう言う行事があるのですね、京都はいっぱいの楽しみがありますね、バグースです。
Commented by kirafune at 2016-06-07 09:08
♪katsuさん

おはようございます!
先日はお世話になり、ありがとうございました。
またお会いできて、嬉しかったです。
舞妓さんの紫陽花と柳の簪に季節感があって、素敵ですね。
美しき日本文化の伝承。
命の大切さとともに、守っていきたいですね。
新緑と舞妓さんの美しい姿、本当に素晴らしいお写真です。
見せて頂き、ありがとうございました(^o^)/
Commented by prado9991 at 2016-06-07 19:01
こんばんは
雨の甲斐があってか、いつもより少ないギャラリーで助かりましたね。
純ちゃん、愛想も良くほんまに良い舞妓ですね。
こまちゃんも大器の片鱗を感じさせる良い新人さんですね。
来年もこんな感じで撮れると良いのですがね。
TBさせていただきます。
Commented by kurese0535 at 2016-06-08 00:55
こんばんわです。
ああ、そういえばそんな行事が^^;
忘れてましたが覚えていても行けませんでした。
撮影はともかくちょっと見てみたい行事です。
見せていただきありがとうございます。
Commented by j-garden-hirasato at 2016-06-08 06:57
放生会という儀式、
初めて知りました。
舞妓さんも参加されるんですね。
カメラマンは、
舞妓さんの周りに集中、
だったでしょうか。
Commented by kwc_photo at 2016-06-08 12:28
>カメラダンキチさん
巽橋、辰巳神社のあのスペースが人で溢れかえるんですが、
今年は比較的人出が少なめで、何とか撮影できました。
辰巳神社、確かに石柱には「辰己大明神」って書いてありますね。
なんでなんだろう~?調べてみようと思います(^^)
Commented by kwc_photo at 2016-06-08 12:28
>アラックさん
そうなんです。祇園白川のあのスペースに人がギュッと集まり
ます。舞妓さん人気もさることながら、放流に参加する人、
阿闍梨さんのお加持を受ける人、それぞれにあの場に
集まっておられます。いい行事です(^^)
Commented by kwc_photo at 2016-06-08 12:28
>kirafuneさん
この日は朝からお会いできて嬉しかったです。
花も綺麗で、雨もまたよし、で素晴らしい朝でした。

舞妓さんの行事、みたいに絵的にはなってしまって
いますが、阿闍梨さんの読経、お加持もあり、
また命に感謝することを改めて思い出す、いい行事だと思います(^^)
Commented by kwc_photo at 2016-06-08 12:28
>pradoさん
おつかれさまでした~。
ゆっくり目の到着でしたが、むしろこれまでよりも
自由度の高い撮影だったような気がします(^^)
雨さまさまですね(笑)
豆こまさん、なかなかしっかりされてましたね。
豆純さんがどんどんお姉さんになっていきますね。
1年ってあっという間だなぁって実感します(^^)
Commented by kwc_photo at 2016-06-08 12:28
>kureseさん
そうなんです。6月といえば放生会。
今年は仕事が入って無理、という予定だったのですが、
急遽仕事がキャンセルになり、行くことができました。
とても狭いところに人が密集するので、なかなか
難度の高い行事ですが、今年は雨模様だったおかげで
比較的人が少なかったです。
Commented by kwc_photo at 2016-06-08 12:28
>j-garden-hirasatoさん
各地で放生会は開かれているようですが、祇園は
さすが!という舞妓さん参加の行事なので人気です。
阿闍梨さんたちの撮影は禁止なので、必然的に
舞妓さんの写真ばかりになりますが、厳かな儀式、
読経の声が響く中、稚鮎の放流が行われます。
そんなに広くない場所なんですが、ぎゅっと人が
集まるんですよ~。
Commented at 2016-06-08 16:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kwc_photo at 2016-06-08 19:29
>鍵コメさん
そうなんです。雨模様だったのでカメラマンは少なめだったのが幸いしました。
人はそれなりに多かったですが、撮影ポジションを争うことがなかったんです。
お二人の舞妓さんは終始いい笑顔でした(^^)
ちなみに、雨ということもあり、あきらめムードもあったので、
サツキ撮影をガッツリしてから現地に入ったので、11時くらいでした。
例年ならこの時間に入ったら対面のところしか無理ですね(^^ゞ
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