淡雪・同志社の洋館群
2016年 03月 18日
朝の光のなかで輝く重要文化財の洋館群。
淡雪で白くお化粧したレンガ建ての建物をお楽しみ下さい。
(※3月1日撮影)
まず最初に目に飛び込んでくるのが彰栄館。重要文化財です。
後ろに見えるのはまだまだ新しい良心館と寒梅館。
手前は紅白梅が綿帽子をかぶって輝いていました。
まだ入口の梅も咲いてくれていました。
ベンチも雪で真っ白。でも通路はすぐ解けてしまったようですね。
雪梅、ここで見られるとは思いませんでした(^-^)
手前の植え込みやヒマラヤスギにパウダーシュガーのような雪。
実は一度火災に遭っているのです。1928年のことでした。
取り壊されることが決まっていたのですが保存運動が起こり、
急遽解体から保存へと方針変更した、日本初の事例となりました。
文化財指定はされていないのですが、ヴォーリズ建築。
そして、扁額はなんと徳富蘇峰の筆によるものです。
椿とサツキの植え込みも淡い雪がコーティング。
こちらは栄光館。登録有形文化財です。
こちらも登録有形文化財に指定されています。同志社女子大学の中で一番古い建物です。
雪景色も似合いますね(^-^)
大正の世の人の目にはどう映っていたのでしょうね。
また雪が降ってきましたが、上空には青空も出てきました。
これまた登録有形文化財のアーモスト館です。
狙い通り青空が出てくれました。
西を向いているため、雪がしっかり残ってくれていました。
屋根の両サイドに煙突が建つこの建物も好きなんですよね~。
何とか雪景色に見えます(^-^)
裏手にはテラスも見えますね。
おしゃれな建築。ヴォーリズの傑作だと思います。
5つある重要文化財のラストはハリス理化学館です。
雪梅を手前にあしらってみました。
ああ、お日様が暖かくて、紅白梅の雪が解けちゃいました。
このずんぐりした、もとい、どっしりとした雰囲気が好きなんだなぁ。
淡雪過ぎて、枯れ芝生を巻き込み過ぎ(笑)
同志社の重要文化財5つ、登録有形文化財3つを含む洋館群を雪景色で楽しめた弥生の雪でした(^-^)