節分の時の京舞奉納、最終回です。
やっぱり真正面で舞ってくれた勝奈さんが中心ですが、「上七軒夜曲」をお楽しみ下さい。
上七軒夜曲では、先ほどの舞の「祝舞用の金の扇」ではなく、
つなぎだんごの上七軒マークのついたお揃いの扇を使います。
立ち姿も座り姿も美しい勝奈さんの舞。
所作の一つ一つにも心惹かれます。
表情は凛としながらも柔らかく・・・
見惚れる舞です。
柱のかげでなかなか見えなかった尚あいさん。
たくさんの観客の前での舞、しっかり舞われていました。
カラフルな梵天の簪が可愛らしいですね。
上七軒夜曲は3月末に五花街のトップを切って始まる春の踊り「北野をどり」のフィナーレ。
節分でこの舞を見ると、春を感じるのはそのイメージがあるからかも。
間近でこの舞を見ることができるのはとても贅沢。
華やかな舞に心も温かくなります。
ただただ美しい・・・
目線の美しさにも見惚れます。
後ろ姿も素敵です。
やっと柱の隙間から見えたのは尚絹さん。
梵天の簪は櫛飾りとお揃いの二色でした。
さぁ、上七軒夜曲もクライマックス。
扇の動きとしなやかな舞にグイグイと引きこまれます。
まるで花が咲いたかのような美しさでした。
扇を閉じて・・・
最後は深々とお辞儀を。
素晴らしい舞を見せてくださった上七軒の芸舞妓さん、ありがとうございました。