西国街道ひな巡り・塩崎家
2016年 03月 03日
というわけで、今年も行ってまいりました、西国街道ひな巡り。
昨年は別の用件もあって中小路家しか行けなかったので、今年はそれ以外の場所を巡ってきました。
まずは塩崎家のお雛様からお届けします(^-^)
古式ゆかしいセット、お人形も立派です。
こちらもかなり立派なお人形。
調度品の数々も凝っていますね。
こうやって飾ってもらえて、たくさんの人に見てもらえるお雛様たち、シアワセですね。
漆器や陶器のミニチュアです。
おままごとに用いるには、あまりにも芸術的すぎますね。
実際の大きさのものと見紛います。すごい精度ですね。
御膳などの調度品や雛道具も見事!
相当古いものなのに、衣装も綺麗に残っています。
手の指の細工までかなり細かい。
脇にいるのは狆(ちん)。
狆は天平の昔に、新羅から聖武天皇へ献上されたという小型犬。
平安時代には上流階級で狆を飼うことが流行したという史実もありますが、
犬は安産、ということもあり、女の子の健やかな成長と将来を願っての象徴とも言われます。
82歳のおばあさんが持ってこられました。
もう作られてから105年も経っているのですね。歴史を感じます。
一輪挿しが飾ってあった床の間の棚に飾られました。
うちの父母の生まれた年です。
先ほどの明治のお雛様たちと比較するとかなり新しく見えますが、もう74年も経っています。
素晴らしい保存状態ですね。
こちらも可愛らしいお二人です。
昭和15年のものだそうです。
お内裏さま、お雛さま、そして三人官女の楽しそうな様子。
夢のある世界ですね。
たくさんのお雛さまを見せていただいた塩崎家に感謝!です(^-^)