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花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

一休善哉の日(酬恩庵一休寺)

  
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1月の最終日曜日は「一休善哉の日」。
美味しいお善哉を頂きに、一休寺を訪れました。

(※1月31日撮影)



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冬枯れの一休寺。
秋の鮮やかな色味と一変して、なんとも静かな雰囲気。


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参道もこの通り。
昨年は雪景色を楽しみましたが、今年はまだ降りませんね~。


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手水鉢に朝日のスポットライト。


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今日は一休善哉の日。
元旦生まれの一休宗純禅師。大徳寺の住職にお餅の入った小豆汁を頂いた時に、
「善哉此汁(よきかなこのしる)」といったことから、この小豆汁を善哉(ぜんざい)と呼ぶようになったそうです。


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それでは、まずは境内へと・・・。


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重要文化財の本堂を小門の額縁で。


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冬枯れの枝。青空が冷たい空気感をさらに演出してくれます。


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僅かに彩りを添えてくれたのはマンリョウの赤でした。


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庫裡のほうへ。


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方丈庭園は朝の光に包まれていました。


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まずは受付で頂いた絵馬に目標を書きます。
ここの絵馬には「願い事」を書くのではなく、自分の「決意」を書くんですね。


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堂内でご住職のお話を聞き、座禅体験をさせていただきました。
パンパンと肩を打ってもらいましたよ。

華頭窓からソテツを見ながら、外へ向かいます。

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虎丘庵を眺めながら、今度は江庵の方へ。


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この日は宗純王廟の扉が開いていました。
ここが開くのはお正月の三が日と、この一休善哉の日だけなんです。
ご挨拶して絵馬堂へ向かいます。


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絵馬堂に先ほど書いた絵馬を奉納しました。
上の漫画は、ご存知「一休さん」の母上さまですね(^-^)


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さぁ、江庵へ。
ここが善哉の接待所となっています。
普段は立ち入り禁止なんですが、この日は入れていただけます。


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違い棚のある床の間の前で・・・


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美味しいぜんざいを頂きました。
口直しには一休寺納豆。塩辛さがまた善哉に合うんです~。
とても美味しかったです。


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一休さんの教え。

諸悪莫作(しょあくまくさ) 衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう)
諸々の悪を作すことなかれ 衆の善を奉行せよ。

平たく言うと、悪いことはするんじゃないよ、善いことをするんだよ、という意味です。

美味しいお善哉とともに、この言葉も心に頂いて一休寺を後にしました。
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by kwc_photo | 2016-02-04 07:15 | 京都(Kyoto) | Trackback