宮川町で舞妓さんのお見世出しがありました。
お茶屋「花ふさ」から菊弥江さんです。
お日柄が貼りだされた「花ふさ」の格子戸。
お祝いムードがあふれています。
この佳き日にお見世出しされる舞妓さんのお名前は「菊弥江」さん。
花ふさからは菊志乃さん以来の舞妓さんです。
さぁ、はじめの一歩。こちらも緊張します(^-^)
玄関へ踏み出して、ハッと気が付きました。
こんなにカメラマンがいるんだ・・・
私、舞妓になったんだ・・・。
「おめでとう~!」の声が飛び、菊弥江さんも実感が湧いてきたようです。
この日は石初のお母さんが女衆をおつとめ。
お姉さんの菊乃さんが「行っといやす~」とお見送りです。
あどけなさの残るフレッシュ舞妓さん、挨拶回りに出発です。
お見世出しの日は特別な装い。
黒紋付の正装なので、襟足は三本足。
割れしのぶに結った髪には、豪華なべっ甲の簪と、後ろには銀色のビラカンが。
一軒目の挨拶は三木家さんへ。
無事終わったようです。
おこぼもまだやっと慣れたところ。
段差を慎重に降ります(^-^)
建具を洗っている現場を通りました。
水はねが怖くて、ちょっと高めに裾を上げてます。
細い路地を抜けて・・・
お母さんの後をついてご挨拶へ向かいます。
ご挨拶の定番、木戸の隙間ショット(^-^)
暖簾をめくって出てこられました。
序盤は足元が気になってうつむきがちでしたが、ちょっと余裕が出てきましたかね。
格子戸の向こうに挨拶へ。
花傳さんへ。
玄関先がとても絵になります。
こうやって並ぶとすごく菊弥江さんが大きく見えますが、お母さんが小さいんです(^-^)
標準よりちょっと高めの背丈かなと思いました。
ふじ原さんにて。
石畳の通りを歩く菊弥江さん。
これから幾度と無く往復することになるであろう道です。
まだちょっと緊張気味ですが、これまた出たての舞妓さんの可愛らしさですね。
べっ甲の簪の細工が見事です。
よし冨美さんから出てこられました。
お、立ち姿もちょっと余裕が出てきたかな?
出入りの表情もこなれてきました。
スマイル・スマイル(^-^)
再び路地を通って・・・
あどけないですね~。
これからどんどん綺麗になります。芸事のお稽古頑張ってくださいね。
お母さんとも言葉を交わしながら・・・
ご挨拶回りは続きます。
お、笑顔が見えてきましたね(^-^)
「段があるし、気ぃつけなはれや」
ちょっと高めの二段。ゆーっくりと・・・
はい、クリア~(^-^)
笑顔も初々しいですね。
利きみさん前にて。
堀八重さんにて。
よろしゅうおたのもうします~。
さぁ、花ふさに戻ってまいりました。
ご挨拶回り、お疲れさまでした。
お姉さんがたが出てきて、一緒に記念撮影。
仕込みちゃんも一緒に。
いつかは菊弥江姉さんみたいに・・・なんて思っているでしょうね(^-^)
ホント、お疲れさまでした。
今後のご活躍をお祈りしております。
春の京をどりで舞が見られるかな(^-^)
さて、この日。
実はダブルお見世出しでした。お茶屋「よし冨美」から、芸妓の富美夏さんです。
おお、美しい!
大学を卒業して、芸妓でのお見世出しという富美夏さん。
祇園東の満彩希さんと同じパターンですね。
目鼻立ちのはっきりした美人さんです。
路地をバックに。
絵になりますね~。
少しだけしかご挨拶回りを見ることができませんでしたが、人気が出そうな芸妓さんです。
こちらもご活躍をお祈りしたいですね(^-^)