京都の紅葉2015・雲龍院ライトアップ
2015年 12月 02日
今年はメインの楓が少し苦戦しましたが、静かに楽しめるライトアップ、ありがたいんですよね。
(※11月19日撮影)
タクシーを使いましたが、やはりこの参道から撮りましょうか。
ということで、手前で下車して歩きます。
人の気配はありません。
広々とゆったり撮れる静かなお寺。
・・・いや、ゆっくりはしてられません。閉門30分前ですから(^^;
照明を落としてもらっているお部屋の奥には、綺麗な正方形の窓が4つ。
これが、アングルを少し変えると一枚目のように、一つ一つの窓に違う光景が映しだされます。
今年はこの大カエデが既に散り初め。
葉っぱが傷んでしまったようで、色づきと同時に散ったようです。
・・・残念だったのは、色紙の窓からは葉っぱしか見えなかったこと。ちょっと散り過ぎましたね(^^;
まゆみの実が可愛らしい。
丸窓が悟りの窓、角窓が迷いの窓です。
楓は散りが進んでいますが、ライトアップのおかげで色が鮮やかに見えます。
このセンス、好きだなぁ(^-^)。
そして、今年は柿が当たり年ですね。
ギュッとつまった黄色の花かご、見事ですね。
雪見窓をパノラマに見立てての、美しい額縁光景です。
菊の御紋が描かれた砂庭を見て・・・
夜雨 降り続ける坂道をやっと辿り着いた。 雨音しか聞こえない静寂の中、 まずは、雪見障子の大輪の間、 暗闇にやっと眼が慣れてきた。 紅葉は、五分程度だろうか。 だが、一方で散り始めているのは今年の現象だ。 続いて、蓮華の間、しきしの景色と呼ばれている。 薄暗い室内からの明暗が 四角い窓に切り取られた景色を際立たせる。 月窓の間、 そして、悟りの間へと移る。 雨が降り続ける静寂の夜、極上の時...... more
19日、仕事終わってから泉涌寺にあります、雲龍院さんのライトアップへ行って来ました。 1.照らされる門前。 表通りから、真っ暗な坂道を登って行くと、闇夜に浮かび上がるお寺が現れます。 2.佇む観音様。 3.出向かえ龍。 受付がある入り口正面にある龍の衝立。 4.大輪の間。 去年同様に今年もガラガラのこちら、のんびり楽しめそうです♪ 5.菊花と三老師。 6.色付き浅く。 予想していた以上に、こちらの楓はまだ色付いておりませんでした~。 ...... more
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