秋の気配が少し深まる頃。
常照寺には小さな秋の花がいろいろ咲きます。
(※10月10日撮影)
お馴染みの吉野門を通って常照寺へ。
こちらは吉野太夫が寄進したという由緒ある門なんです。
この日は「日蓮聖人御入滅報恩会式」。
途切れることなく太鼓の音が響いていました。
常照寺にこの時期に咲くのはホトトギス。
シロバナホトトギスですね。
何とも可愛らしいフォルムの花です。
そして、知る人ぞ知る、リンドウの花。
そっとお庭の角に咲いています。
私もお寺のお母さんに案内してもらって、この存在を知りました。
ツル性の花で、足元に可憐な花を咲かせています。踏まないようにお願いします(^人^)
これまた可愛らしいフォルム、そして色と模様です。
真新しかった門も、数年を経て苔むしてきました。
さぁ、池の方へ降りて行きましょう。
ここには秋明菊が咲くんです。
今年はちょっと花が少なめ。鹿にやられたかな?
私が好きなのはこの白い一重の秋明菊。
アネモネ、という方が似合う、ちょっと洋風な花です。
白い秋明菊も少し少なめでしたが、頑張って咲いてくれていました。
池の畔では、もう紅葉したモミジが。
ここは毎年早めですね。
再び赤い秋明菊の咲く場所を通って・・・
また小さな花の咲く場所へ。
こちらは吉祥草。これもお寺のお母さんに数年前に教えてもらいました。
何ともちいさな、かわいい花なんです。
この花が咲くと、吉事があるといいます。見た人にもシアワセ、訪れないかなぁ(笑)
この花も普通に歩いていては見逃してしまう小ささ。
足元にいっぱい咲いていたりしますので、気をつけて見つけてみてくださいね。
ススキも穂が開き始めていました。
秋ですね~。
石蕗も咲き始めていました。
紫色のホトトギスはまだつぼみがいっぱいでしたが、この一本がキレイに咲いていました。
まるで五線譜の上の音符みたい♪
妙法竜神社をバックに、白い秋明菊がお見送りしてくれました(^-^)
紅葉も美しいだろうなぁ。
ちょっと黄色くなりはじめていたモミジの下を通って、常照寺を後にしました。