すっかり出しそびれていましたが、「沙羅の花を愛でる会」に今年も出かけてきました。
妙心寺塔頭、東林院。年に2度しか訪れないのですが、印象的な姿を見せてくれます。
(※6月22日撮影)
アジサイが彩る参道。
一番乗りを待つ間、ノンビリとアジサイの花を楽しませてもらいました。
開門。いやはや、この時、突然青空が・・・(^_^;)
曇っていた空が、雲が割れ始めていました。
こりゃ大変、と慌ててお庭へ。
うおっ、お日様が差し始めています。
影が色濃く苔庭に落ちてくる前に・・・
花数はそこそこありました。
昨年は本当に数が少なかったうえに、花が小さく、蕾のまま落ちるものも多かったんです。
今年は木々についている花もしっかりしていて、芝も前日の雨のお陰で青々。
いい光景を見せてくれています。
お茶とお菓子を頂きます。
このおまんじゅう、沙羅の花を模しています。
とっても美味しいんですよ(^-^)。
お茶をいただいたら、再び沙羅を愛でましょう。
落ちる沙羅をバックに、一輪の沙羅。
白さがとても印象的。
苔庭に落ちてなお、白い花はその美しさを見せてくれます。
石仏さまのうえにも。
咲いて一日で花を落とす花の切なさが、一層その美しさを際だたせるのでしょう。
苔に落ちるこの花を見ながら、お坊さんのお話を聞く朝。
葉っぱがツルッとしているのが椿、サラっとしているのが沙羅の花。
・・・あ、ネタバレですね(笑)
獅子の耳の上に・・・(^-^)。
こちらもお手手の上に。
透明感のある白。
夏椿ともいうこの花に、初夏の爽やかさを感じます。
帰りには鉢の中の睡蓮が見送ってくれました。
夏の始まりを感じられる、沙羅の花咲くお庭。
妙心寺塔頭の東林院さんでの爽やかな朝でした。
※「沙羅の花を愛でる会」は例年、6月中旬から6月末までの約2週間開催されています。