祇園祭の宵(祇園祭2015)
2015年 07月 18日
これを見ないと盛り上がりませんよね。
各鉾町の宵の光景をお届けします。
「月」の文字があしらわれた駒形提灯はやっぱり絵になります。
この鉾、とても人気が高いですよね。
私も好きな鉾のひとつ。
船型の鉾は先祭の殿を行くこの船鉾と、昨年復活を果たした後祭の殿の大船鉾の2つ。
いずれも祭神は「神功皇后」。
先祭は神功皇后の出征の様子、後祭は凱旋の様子を表しています。
非常に重要な意味を持つ鉾なのです。
「檄を飛ばす」の語源となった、とも言われます。何とも雄々しい顔つき。
べっぴんさんが揃ってかわいらしい声をかけています。
動画でもお届けしましょう。
何やらたくさんの子達が集まっていましたので覗いてみたら・・・
お腹帯売りの唄がはじまりました。めっちゃ可愛らしい!
「安産のお腹帯は~、常はでません、今明晩かぎり。お信心の御方さまは~受けてお帰りなされましょ♪」
そう、船鉾では腹帯が売られるんです。
これは神功皇后が新羅出征の際に誉田別命(のちの応神天皇)を妊娠中で、
凱旋後に無事出産したという説話にちなんでいます。
もちろん動画で(^-^)
前懸は、他の鉾と違い細長いもの。
螺鈿細工が本当に美しい。飛龍と荒波が黒漆に青貝螺鈿細工にて描かれています。
素晴らしい逸品。残念ながら雨の巡行時には取り外してありました。
江戸時代の見送りと復元新調された見送「日月竜百人唐子図」が展示されていました。
よくできていますね。
ちゃんと車輪の輪留め、カブラもありますね。
暑さも忘れて聞き惚れました。
こちらも動画でどうぞ。
しみだれ豚饅です。
大人気で、今年も1万5千個が売り切れたのだとか。
結構な大きさ、重さでお腹も満足。
美味しゅうございました(^-^)
祇園祭の宵は、祇園囃子と可愛らしい売り子さんの声に癒やされますね。