今年の沙羅の花は本当に美しく散りました。
見事な散り光景を見せてくれた法金剛院の沙羅の花。
花菖蒲の光景と合わせてお届けします。
(※6月8日、12日撮影)
早朝にやってきた法金剛院。
関西花の寺第十三番です。
表の生け垣からはいい香りが降ってきました。
クチナシが満開だったのですね。
こちらもいい香り~。
菩提樹の花も満開!
小さな花なのですが、独特の甘い香りがします。
そしてお楽しみの一つ。沙羅の花です。
根本で二岐に分かれることが多い木の特徴から「沙羅双樹」と言われることも。
バランスよく、綺麗に花が落ちてくれていました。
お掃除に出てこられたお寺のお母さんに聞くと
「これでも傷んだ花を拾った後なのよ」だそうです。たくさんの花がついたのですね。
クチナシの甘い香りがすると思ったら、沙羅のすぐ横にも満開でした。
苔も青く、本当にいい条件で沙羅の花を楽しめました。
さぁ、9時開門。
一番乗りしました。
美しい花菖蒲が満開を迎えていました。
おや?ピンク色の花は・・・
まだサツキが残ってくれていましたね。
ピンク色の花菖蒲もエレガント。
水路にも花菖蒲が満開。
アジサイは色づき間近ですね。
蕾もあり、傷んだ花の少ない、いい時期に来ることが出来ました。
ピンク系も・・・
紫系も満開でした。
日付変わって4日後。
鐘楼をバックに、菩提樹がさらに満開に。
そして・・・
おお!先日よりもたくさんの沙羅の花が落ちています!
いやはや、美しい・・・
こんなにたくさん落ちてくれているとは。
今までに見たことがないくらいの花の量です。
傷みのない花達は、まるで苔から咲いているような・・・
見事な散り花光景。
二度通ってみて良かった。
美しい初夏の花が咲き、そして散ってくれた法金剛院でした。