長刀鉾稚児舞披露(祇園祭2015)
2015年 07月 05日
この日はお稚児さんが会所で稚児舞(太平の舞)を初披露してくれるのですよ(^-^)。
大きく開かれた窓からは、緋毛氈がかけられていました。
禿さん、そしてお稚児さんが姿を見せると、ギャラリーから歓声があがりました。
体格が良いようで、立つとスラっとしていますね。
振り袖には鶴。唯一、生稚児(いきちご)として大役を果たすお稚児さんの格式の高さを表しています。
いよいよ始まります。
真剣な面持ちですね。
お稚児さんは撥を持った両手をグッと伸ばし・・・
ここは会所の二階、結構高いんです。
ちなみに、お稚児さんのお父さんも44年前の1971年にお稚児さんを務められたのだとか。
注目の高さが現れていますね。
お稚児さん、禿さん、まずは吉符入りおめでとうございます。
長く続く祇園祭、がんばってくださいね。本番も楽しみにしています。
傘をもったお付きの方がスタンバイ。
禿さんが出てきましたね。
まだ1年生ですもんね~。しっかりされていますね。
直接ではなく、手ぬぐいを介してお稚児さんに触れているのは、それだけお稚児さんが神聖な存在である証。
13日の社参の儀以降は、女人が触れることはもちろん、女人が作った食事も食べてはいけなくなります。
17日のお位返しの儀まで、御役目を立派に務められることでしょう。長丁場ですが頑張って欲しいですね。
それでは、最後に動画で「太平の舞」をお届けして、記事を締めたいと思います。