半夏生(建仁寺塔頭・両足院)
2015年 07月 02日
そして、そこから作られた雑節の暦日、半夏生(はんげしょう)。
そんな日にお届けするのは両足院の半夏生です。
(※6月30日撮影)
苔が青々してて気持ち良いですね。
苔も青々していて、艶めいています。
澄み切ったお水を満々と湛えて、本当に美しい。
たまたま庭師の方が開けてくださいました。
お!まさかの青空が背後に迫っていようとは・・・(^_^;)
しかし、緑が美しすぎて・・・なかなか進めません。
高いところから見ると・・・
青空が映りこみました(笑)
半夏生のためにあるかのような。
鶴が翼を広げた姿なんですよ。
今日のお点前をしてくださる裏千家の方々です。
踏み外さないように、そっと歩きます。
何とか曇ってくれていますので、深い色が出ています。
後ろからお二人を撮影させていただきました。
着物姿は絵になります。(※許可をありがとうございました)
あ、ちょっと日が差し始めました(^_^;)
独占する茶室。静かです~。
その名も「半夏生」です。
うぐいす餡が入ったこの様子、まさに半夏生ですね。
花は房状になっている、このモジャモジャ部分。
虫に受粉してもらうため、上から3枚くらいの葉が白くなって花のフリをします。
これが、花の季節が終わると、また緑に戻るというから不思議です。
よく見ると、もう緑に戻りつつある葉も見えますね。
水に映り込む半夏生のラインも綺麗です。
夏空と半夏生も・・・まぁ、いい組み合わせですかね。
二本のラインが美しい。
突き出た岩の部分が亀の頭なんです。
この日は本当に緑が美しかったです。
今年は白くなり始めた時期が早かったものの、気温が上がりきらなかったお陰で長く楽しめたようです。
半夏生咲く両足院へ 順路に沿って進んでいくと、小さな門の向こう側に 見頃を迎えた半夏生が見えてきました。 祇園にあるとは思えないくらいの静けさと美しさ。 半夏生の向こう側には2つのお茶室。 左側が「水月亭」、右側が「臨池亭」。ここからの眺めが好きです。 書院からの眺めも見事の一言。 ここは是非とも正座をして眺めていただきたいですね。 綺麗に手入れされた苔庭と白い半夏生が綺麗です(^^) 先程、見えていたお茶室へ行くと庭園を歩く事が出来ます。 半夏生越...... more