ブログトップ | ログイン

花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

サツキ咲く芬陀院

  
サツキ咲く芬陀院_f0155048_23491273.jpg
サツキの季節はこちらのお寺も花の彩りが美しい。

緑輝く芬陀院。独占させていただきました(^-^)

(※5月23日撮影)






サツキ咲く芬陀院_f0155048_23494341.jpg
緑の生け垣、そして苔の美しい玄関先。
芬陀院への参道は端正な佇まいです。
向こうに少しサツキが見えますね。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_23521694.jpg
お寺に入ると先客がおられましたが、私が入ってすぐに出て行かれました。
おかげで完全独占状態です(^-^)


サツキ咲く芬陀院_f0155048_23522520.jpg
こちらの手水鉢には、必ずお花があしらわれています。
涼し気ないけ花に思わずホッコリ。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_2353818.jpg
サツキの花はまだポツポツ咲きでしたが、見どころは別。
障子の手を掛ける場所は、押し花になった色々な植物の葉が飾られているのです。
こちらは南天でしょうか。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_23542655.jpg
一つ一つ、貼られている植物が違うので、これだけでも楽しめてしまいます。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_23545641.jpg
ほら、こんなに障子がありますからね(^-^)。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_2355766.jpg
もちろん、モミジも貼り込まれています。
おや、こちらのサツキはまずまずいい具合。

サツキ咲く芬陀院_f0155048_23561256.jpg
南庭の端のドーナツ型のサツキもいい具合に花が開いていました。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_23563061.jpg
こちら、南庭は重森三玲が荒廃していた庭を復元させたものですが、
元々は絵師、雪舟が京都で唯一つ手がけたお庭。
これが、芬陀院が「雪舟寺」と呼ばれる所以でもあります。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_2357444.jpg
茶室の窓が見えました。
芬陀院へ来たら、この茶室に入らずにはいられません。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_2359350.jpg
その前に茶庭をば。
小さな苔庭ですが、実は結構味があって好きなんです。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_2359570.jpg
こちらもお茶室。
一輪挿しが何ともシブイ。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_23591387.jpg
そしてやってきました、メインのお茶室「恵観堂」。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_23591866.jpg
やはり美しい丸窓からの東庭の光景。
サツキの株が手前と奥に。この一幅の掛軸のような光景に引き込まれます。
ただ、いつもこんなふうにシンメトリーに、真正面から撮ってしまうのですよね。
丸窓の魅力、いや、魔力でしょうか。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_00229.jpg
なので、今回はこの完璧な丸窓に挑むべく、真円を崩しにかかります。
ふむ、まずまず。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_004763.jpg
窓は最小限にして、掛け軸風に緑をメインにして切り取る。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_005675.jpg
あえて円の両端を切る。
うん、キライじゃないです。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_01399.jpg
でも、やっぱりこの円の持つ力には負けてしまいました。
安定と調和。ここから見える景色が計算され尽くしたお庭。
落ち着いた構図に、まさに「落ち着いて」しまいました。


サツキ咲く芬陀院_f0155048_013032.jpg
円の「完璧」に挑むにはまだまだ。もう一度修行しなおしておいで・・・・
ドーナツ型の「円」のサツキに、帰り際にそう笑われたような気がしました(笑)
   にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 写真ブログ 風景写真へにほんブログ村 写真ブログ 京都風景写真へ PVアクセスランキング にほんブログ村   
by kwc_photo | 2015-06-03 23:58 | 京都(Kyoto) | Trackback