詩仙堂・晩秋
2015年 02月 27日
春も近し、という時期になりましたが、私の紅葉回顧録もそろそろ大団円が近づいてきました。
ここから登場するのは、私のお気に入りの場所ばかり。
まずは詩仙堂です。晩秋の散り光景も楽しめた美しいお庭、お楽しみください。
(※11月26日撮影)
上を見上げると、大きな山茶花が満開。
これ、紅葉目当てで来ていると気付かず門をくぐってしまいがちですね(^-^)
静かに広がる紅葉の光景。美しさに息を呑みます。
額縁となったこの光景を五線譜に見立てると、色とりどりの紅葉は素晴らしい秋の旋律。
オレンジ色から真っ赤まで、色々な色味の紅葉が織り重なっています。
この真っ赤なモミジは、毎年枝ぶりも発色も良くて期待を裏切りませんね。
池の周りも落葉がいっぱいです。
昨年は大豊作でしたが、今年は少ないです。
でも、こうやって雫をたたえた柿がひとつ、紅葉をバックにして残っている姿はとてもいい雰囲気でした。
圧巻ですね。
苔庭や植え込みの緑に散りかかる紅葉の鮮やかなこと。
逆に言うと、その音以外は葉が擦れ合うような音が聞こえるだけの静けさ。
平日の雨ということで、シーズンの詩仙堂がこんなに静かに楽しめました。
なんていうキャッチコピーが似合いそうです(^-^)
おや、センリョウの赤い実に対抗するかのように、柿がひとつ、枝からぶら下がっていますね(笑)
やっぱりこのお庭、大好きです(^-^)