上賀茂神社の紀元祭では、京都蹴鞠保存会の皆さんによる蹴鞠が披露されました。
(※2月11日撮影)
上賀茂神社・紀元祭(剣道・空手編) はこちら。
本殿でお祓いを受けた枝鞠を神職さんが鞠庭へ運んでこられます。
8番目の鞠足(蹴り手)さんが神職さんから枝鞠を受け取り・・・
正面中央で長老に渡します。
ちょっとアクシデントがあったのか、両者笑顔での受け渡しになりました(^-^)
長老は鞠庭の中央へにじりながら進み・・・
袖で隠しながら、鞠を枝から解き放ちます。
これを解鞠(ときまり)の儀といいます。
鞠足さんが長老から順に一礼して鞠庭に入ります。
長老から試し蹴りをして鞠の感触を確かめます。これを「小鞠」といいます。
高く鞠が上がり始めました。
蹴鞠の儀の始まりです。
雅な衣装。皆さん色が違いますが、これは蹴鞠の習熟別。
詳しくは、去年の
京都御所一般公開の記事をご覧下さいね。
だんだんダイナミックな動きになってきます。
アリ、オウ、といった掛け声が独特です。
オーバーヘッド!的な(^-^)
鞠は鹿革2枚を縫い合わせて作られた、直径20cmほどの大きさのもの。
とっても軽いんだそうです。(約150g)
サッカーボールのような反発力はあまりなく、コントロールは難しそうです。
鞠を追う鞠足さんたち。
雅ですね~。
やっぱり上手な人の蹴りはフォームが綺麗。
スカイブルー系はまだ初心者なんですよ。
頃合いを見て、長老が鞠をキャッチし、鞠庭の中央に戻すと、蹴鞠の儀は終わりです。
一人ずつ一礼して鞠庭から出ます。
京都蹴鞠保存会の皆さん、お疲れ様でした~。