今日は2014年の舞妓さん記事の最終アップです。
京料理展示大会で祇園東のお二人の舞を見てきました。
式包丁の披露の様子、そして、最後に12月の「まねきの簪」特集をお送りします。
まずは生間流式包丁のシーンから。
初めてみましたが、素手で魚を触ることなく捌いていかれます。
「見せる」包丁さばきですね。
鯉は背を残して3つに切られました。
そして、胴の身だけが三枚におろされ、さらに開かれます。
なんと、あっという間にこんな飾り切りに!
「神巌の鯉」お見事でした。
次は鯛です。
包丁だけで三枚におろされて・・・
ヒレを藻に見立て、そこを泳ぐ鯛を表します。
これが「藻がくれの鯛」です。
さぁ、次は舞妓のお二人の出番です。
まずは「京の四季」から。
祇園東の藤間流では、可愛らしい笠をもって舞われるのですね。
富久春さん、昨年の神宮道商店街で舞を拝見して以来です(^-^)
あ、祇園をどりは見せていただきましたね。
叶笑さんの舞はやっぱりお姉さんらしく、しっかり腰の座った落ち着きがあります。
おや、富久春さん、もうおふくを結っておられたのですね。
二人の舞は、こういう掛け合いのシーンも素敵です。
花笠をもって舞われる様子に魅了されました。
次は「祇園小唄」。
叶笑さん、お着物の色もいいですね~。
富久春さん、目ヂカラあります(^-^)
私にしては珍しくですが、ちょっと前衛的に水平を崩してみました。
祇園小唄の名シーン。
私、このポーズが好きなんです。
祇園小唄のクライマックス、と思ってます(^-^)
息のあった、美しい舞を年末に楽しませていただきました。
さて、12月といえばこの「まねきの簪」。
京都南座で行われる、「吉例顔見世興行」のまねきを模した簪は、
総見の際にご贔屓の役者さんに実際にサインしてもらわれるんです。
富久春さんは仁左衛門さんと藤十郎さん。
おや、叶笑さんも同じでしたね。
まめ藤さんは何と3つもまねきが!
仁左衛門さんと藤十郎さんは上のお二人と一緒でしたが、
中村壱太郎(かずたろう)さんからもサインをもらわれたんですね。
知余子さんは勘九郎さんと七之助さん。
えくぼが素敵な舞妓さんです。
亜矢子さんは仁左衛門さんと勘九郎さん。
佳つ扇さんは仁左衛門さんと友右衛門さん。
紗月さんは幸四郎さんと七之助さんでした。
こうやって見ると、仁左衛門さんが人気!ですね。
これが本物の「まねき」です。
年末を迎え、顔見世興行も26日で千秋楽を迎えたので、南座のまねきも取り外されました。
さぁ、明日は大晦日ですね。明日も欠かさず記事書きますよ~(笑)