葵太夫お披露目・太夫道中/仮視の式(下鴨神社)
          
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2014年11月26日。
京都・島原に50年ぶりに禿、振袖太夫の修行を経た太夫さんが誕生しました。
その名も「葵太夫」。下鴨神社にて、お披露目の太夫道中と仮視の式、そして奉納舞が行われました。

まずは太夫道中と仮視の式の様子をお届けします。

葵太夫お披露目・奉納舞(下鴨神社) はこちら



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朝から雨の降る日でした。


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折よく雨も小降りになった頃、鳥居前から葵太夫の太夫道中が始まりました。


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小学生の禿が二人先導します。
禿も太夫も、内八文字を踏みながらの道中。太夫は三枚歯の高下駄です。


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何とも艶やか。美しき葵太夫の誕生です。


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門をくぐり、境内にはいります。
介添えには母であり、太夫の先輩でもある司太夫。


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さぁ、社殿へと進みます。


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後ろ姿も艶やか。
禿もちゃんと内八文字を踏んでいますね。
この後、神事があったようです。


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お披露目、仮視の式のため、葵太夫が舞殿にあがります。
禿ちゃん、お勤めお疲れ様。


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さぁ、登場しました。
何ときらびやかな・・・言葉を失いますね。


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歩みを進める葵太夫。


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葵太夫を見つめる司太夫さん、すっかり母の顔です。



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この日のために特別に誂えられた盃。


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仮視の式とは、お客様に顔見世をする儀式のこと。
盃をこうしてお客様に見せます。


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螺鈿細工の盃、素晴らしく美しいものでした。
もちろん、葵太夫さんも美しい(^-^)。


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そして、着物を見せます。
帯は正面で五角形に結ばれています。
これは、「心」を表しているとの説があります。


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片袖を開くと、鮮やかな赤!


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そして、そのままクルリと回ります。
鶴が何羽も飛ぶめでたい柄。このお着物も美しかった~。


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白塗りの襟足は三本足。正装の時の塗り方ですね。


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美しい姿勢。
鮮やかな着物もさることながら、この所作、そして雰囲気に惹きこまれました。


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これにて仮視の式は終了です。

引き続き、お披露目の奉納舞が行われました。次回にお届けします。
by kwc_photo | 2014-11-28 23:59 | 京都(Kyoto) | Trackback(2) | Comments(17)
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Tracked from ちょっとそこまで at 2014-11-29 05:03
タイトル : 振袖太夫 仮視の式
  かしの式とは揚屋が置屋から太夫を迎えて、お客に顔見世をする時の作法を云います。往時のイメージを再現するため照明を落とし蝋燭の灯火で演出します。 ... more
Tracked from Deep Season縲€ at 2014-11-29 07:46
タイトル : 葵太夫奉納道中 下鴨神社
 華... more
Commented by ei5184 at 2014-11-29 04:59
太夫のお披露目、好い雰囲気で行われた様ですね~
ここで一口メモ(笑) 太夫の紅は下唇だけです。
之は余計な事を言わぬように、又口を閉じていますので判りませんがお歯黒をしています。
御所の寝殿まで上がり天皇に謁見した時、白い歯を見せぬ様に慎んだからです。
Commented by deepseasons at 2014-11-29 07:42
おはようございます。
いやあ、素晴らしかったです。
見事な写真に感動が蘇ります〜
TBさせていただきますので、よろしくです。
Commented by arak_okano at 2014-11-29 09:29
歩く姿も舞殿の姿もこんなに間近にとは驚くかぎりです、バグースです。紅葉を撮り行事を撮りと、KWCさんは二人いるみたいに思ってしまいます。
Commented by walkingkyoto at 2014-11-29 10:45
仮視の式、巧く撮ってはりますね。
まだまだ勉強不足でした。(>_<)

eiさんの一口メモ、凄く参考になります。
何故、下唇だけ?と思った次第です。ありがとうございます。

舞踊が素晴らしかっただけに、この後の舞踊も期待します。^^;
Commented by kurese0535 at 2014-11-29 20:25
こんばんわです。
deepseasonsさんところで初めて拝見しましたが
平日のようでしたのでないかと思ってましたら・・
抜け目なしですね〜。
さておき、またまた拝見できて嬉しいです。
こんな行事そのものを知りませんでした。
ありがとうございます。
Commented by cynchia at 2014-11-29 22:57
こんばんは、素晴らしいですね。
見れない世界を見せていただきありがとうございます。
Commented by sundaumi-sukai at 2014-11-30 18:41
凄く赤が目立つ花魁ですね
妖艶で素敵すぎて魅入っちゃいました
Commented by kwc_photo at 2014-11-30 19:26
>eiさん
雨でしたが、背景に紅葉、いい雰囲気でした。
めったに見られない太夫道中、しかも下鴨神社。
常照寺じゃ撮れないですしね(^^ゞ
とてもいい機会でした。
ひとくちメモありがとうございます。なるほど、
舞妓さんの1年目の意味とはまた違うんですね。勉強になります。
Commented by kwc_photo at 2014-11-30 19:27
>deepseasonsさん
ホント、素晴らしかったですね~。
終わった後、ポワ~っとしちゃいました。
紅葉追いかけすぎて、始まりに間に合わないかと思いましたが、
良かったです。
TBありがとうございました!
Commented by kwc_photo at 2014-11-30 19:27
>アラックさん
道中は、我々の方へ向かって歩いてきてくださったので、
必然的に最後は近くに(笑)
そこから走って舞殿へいって、かぶりつきのところで
見せていただきました(^-^)
確かに・・・紅葉追いかけつつもこの行事に滑り込み
ましたので、とても忙しかったです(笑)
Commented by kwc_photo at 2014-11-30 19:27
>walkingkyotoさん
ありがとうございます~。eiさんのところで予習済みでした
ので、何となくこれか!というシーンがわかりました。
下唇だけの紅、そういう意味があるのですね。勉強になりますね。
舞も綺麗でした~!見とれるというか、惹きこまれましたね。
Commented by kwc_photo at 2014-11-30 19:27
>kureseさん
えへへ。振替休日をキッチリここで使いました(^-^)
司太夫さんのブログで案内されていたんですよ。
雨でどうなることかと思いましたが、無事に執り行われ
ましたよ。とても綺麗な太夫さんの誕生、うれしいですね。
Commented by kwc_photo at 2014-11-30 19:27
>シンシアさん
私も太夫の仮視の式を見るのは初めてでした。
芸舞妓さんとはまたひと味ちがう雰囲気、惹きこまれましたよ。
今後も頑張って欲しいですね。
Commented by kwc_photo at 2014-11-30 19:27
>sundaumi-sukaiさん
花魁じゃないんです~。ここがよく間違われるところ。
太夫さんとはまた違います。公家・皇族相手の接待をすること
もあったことから、かつては正五位の地位を与えられていたと
いう人になります。
本当に綺麗でしたよ~。みとれました。
Commented by sundaumi-sukai at 2014-12-07 08:26
なるほど
勉強になりましたぁ( ..)φメモメモ
てっきり
花魁のトップが太夫だと思ってました(^_^;)
Commented by kwc_photo at 2014-12-07 09:41
>sundaumi-sukaiさん
そうなんです~。花魁と太夫は別物なんです。
太夫は文化芸能の粋を極めた人なんですよね~。
Commented by さつき。 at 2014-12-15 11:40 x
こんにちは。12月号の「月刊京都」は「花街 島原」の特集でしたよ^^ もし、ご興味おありでしたら、ぜひ。
http://www.gekkan-kyoto.net/backnumber/back_1412.html
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