11月15日は北野天満宮もみじ苑のライトアップ初日。
御土居の舞台では、上七軒の舞妓さんによる舞が披露されました。
北野天満宮のもみじ苑は染まり具合はまだ三分。
でも舞台からの見下ろしでは、綺麗な紅葉も見られました。
舞台に本日の三人が登場。
左から梅ちえさん、市知さん、勝音さんです。
最初は市知さんお一人による舞。
スッと雰囲気をまとう市知さんに引き込まれます。
流れるような所作、ヒラヒラと舞う扇に見惚れます。
相変わらずの大きな瞳に吸い込まれそうですが・・・
舞うときの表情がとても柔らかくなったような。
そんなことを思いながら、舞を見せてもらいました。
しっとりと、そして優美に・・・
美しい舞が続きます。
着物の柄もシックに。
簪もモミジが三葉とシンプルに。
舞妓さんとしての極みが見えてきているようです。
次は梅ちえさん、勝音さんによる「もみじの橋」。
早くもおふくを結うようになった梅ちえさん。
雰囲気もグッと落ち着いた感じになりました。
クルリと回る動作の一瞬がとても美しい。
優しくも切ない、そんな表情ができる子ですね。
勝音さんもすっかりお姉さんになりました。
後ろ姿もキマっています。
こちらはイチョウの簪。
指先まで細やかに。
振り袖が揺れるたびに、見ているこちらの気持ちもふわりふわりと高揚します。
揺れる扇に、舞い散る紅葉を見た、「紅葉の橋」でした。
最後は三人による舞。
豪華です。
やっぱり私のカメラのピントは市知さんに吸い寄せられました(^-^)。
やっぱり目ヂカラがありますね。
勝音さんも大きな瞳。
梅ちえさんはこの表情。
ひとりひとり、個性が違うのもまた舞の楽しみですね。
最後は市知さんに締めていただきましょう。
美しい流し目。
ニコニコ朗らかな市知さんが、舞の時に見せる表情は全く別のもの。
おふく三人の舞、堪能させていただきました。
バックの紅葉はまだ青葉でしたが、
三人の「紅葉の舞」で秋を感じたもみじ苑でした。