前祭・山鉾巡行2014(伯牙山~油天神山)
2014年 07月 24日
誇らしげですね。そしてカッコイイ。
背丈以上もある車輪を見守る「車方」。祇園祭は色々な人の手で成り立っています。
今回は伯牙山からスタート!です。
琴の名手だった伯牙が、理解者であった友人の死を悼み、自分の琴を叩き割ろうとしています。
菊水鉾です。
背の高い曳き手さんが目立つと思ったら・・・
鉾に乗っている稚児人形は、能装束を来た「菊丸」さん。
謡曲「枕慈童」の菊慈童に取材します。
キリンが走る様子がダイナミックです。
そびえる鉾頭には・・・
他の山と違う特徴は、真木が杉であること。
豪華ですね。
平成21年に復元新調されたものを用いて巡行していますが、現物は16世紀にベルギーで織られたタペストリー。
「イーリアス」トロイアの戦争物語 「出陣するヘクトールの妻子との別れ」を題材としています。
後ろから来たのは山八番、油天神山です。
やっぱり天神さんといえば梅の花なのですね。
唐子遊図刺繍。五頭の龍がいきいきと描かれています。ちょっと楽しい雰囲気ですね。
胴懸は上村松篁、上村淳之親子の作品です。
法被、やっぱり背中には梅の花ですね(^-^)
いや、むしろ目を引くのは、水引ですかね。青を使った美しい色彩。「翔鷹千花図」です。
フランスの「貴婦人と一角獣」というタペストリーに着想した、平成18年作の新しい作品です。
お、油天神山もやっぱり法被は梅の花デザインですね。
後ろにずらりと山鉾が並びました。
次は鶏鉾~をお届けします。