今年は行けない予定だった山鉾巡行(前祭)。
直前に予定が変わって、出勤前に時間を得ました(^-^)。
というわけで、昨年までとは少し趣向を変えて、注連縄切りを拝見してきました。
今年、早朝に陣取ったのは斎竹(いみたけ)下。
しばらくすると、竹には紙垂を付けた榊が取り付けられました。
腰に笹を差した皆さんが、注連縄の準備にかかります。
上から吊るした縄に、注連縄の端を結わえて引き上げます。
注連縄は斎竹に繋がりました。
皆さん、晴ればれとした表情で八坂さんに向かって。
さぁ、長刀鉾のお迎えです。
やって来ました!
やはり祇園祭といえばこの鉾!
長老が注連縄の下を塩で浄めます。
長刀鉾のマークが入った背中、カッコイイですね。
注連縄の下ではお稚児さん、禿さんのお母さんたちが鉾の動きを見守っています。
さぁ、注連縄前に鉾が到着しました。
ここで一旦お稚児さんは立ち上がり・・・
注連縄を切る台が置かれます。
鈎のついた棒で注連縄が手繰り寄せられ、ピンと張られました。
お稚児さんに太刀が渡されました。
両手で持って仰ぎ尊びます。
太刀を持ち替え・・・
鯉口が切られました。
お稚児さんの目の真剣さ。
刀身が姿を表しました。
太刀を掲げ、堂々たる姿。
太刀を構え、左右に睨め回します。
お稚児さんも精神が研ぎ澄まされた様子。
気合が乗った表情が印象的です。
狙いがつけられました。
さぁ、結界を解き放ちます。
お見事!一刀両断でした。
沿道からも喝采が送られます。
お母さんたちの背中もホッとした様子(^-^)
大役を務め、再び堂々としたポーズ。
素晴らしい注連縄切りでした。
結界が切られた四条通。こうして山鉾巡行は始まるのでした。
お稚児さんも一仕事を終えてホッとした様子。
大きく、そして立派な鉾が祇園祭の山鉾巡行の先頭を切って進み始めました。
しばらく山鉾巡行の記事が続きましたので一休みして、徐々に前祭巡行の様子をお届けしていきますね。