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花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

長刀鉾稚児社参(祇園祭)

  
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7月13日。
長刀鉾のお稚児さん、禿さんが八坂神社にお参りされました。

お稚児さん、禿さんの美しい衣装にも注目です。




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神輿洗いも終わり、三基のお神輿が並んだ舞殿。
今日はお稚児さんの社参があります。
折からの雨が心配されましたが、社参の時刻には雨もやみました。


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さぁ、神事の準備が始まりましたよ。


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楼門から長刀鉾の一団が見えてきました。


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お供え物の櫃につづいて進んできたのは禿さんです。
二本差しの姿はかっこいいですね。

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そして、その向こうに見えてきたのは・・・


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お稚児さんです。
孔雀の羽を頭飾りにした、何とも秀麗な衣装。
よく似あってらっしゃいます。


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手水をして社殿に上がられる後ろ姿。
大役を見事にこなしておられます。


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神事が終わり、お稚児さんは「五位少将十万石」の位を授かります。
これは、長刀鉾の上から大名たちを見下ろすことになるので、
失礼にならないように大名の位を一時的に授けるということをしたのが由来だそうです。
この日から巡行の日まで、お稚児さんは精進潔斎の生活に入ります。


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地面も歩いては行けませんので、剛力さんに担がれるか、馬に乗っての移動となります。
早速白馬に跨がられました。


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巡行本番での太平の舞も頑張って欲しいものです。


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楼門前での記念撮影。
皆さん晴れやか。雨がやんで良かったですね。


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一行は中村楼でお食事となります。
まずは禿さんが中へ。


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そして、お稚児さんは馬に乗って中村楼へ入られます。


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綾傘鉾の稚児社参とはまた違った雰囲気での長刀鉾稚児社参でした。

この日から女人禁制となり、母の作ったご飯も食べられないというお稚児さん。
食事、寝所まで、すべて男性による世話を受けることになります。
大役をつとめ終える17日まで、がんばれ!お稚児さん。
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Tracked from 京都写真(Kyoto P.. at 2014-07-15 12:45
タイトル : 祇園祭 ~社参の儀~
社参の儀 7月13日午前11時。 長刀鉾の稚児を補佐する2名の禿(かむろ)の後に来たのが 今年の長刀鉾の稚児、平井誠人君。 南楼門を背にして、本殿に向かう姿が印象的でした。 本殿内では儀式が行われ、神の使いとなります。 神事によって正五位少将の位と十万石大名を得る事から 「お位もらいの儀」とも呼ばれています。 関係者を含めた記念撮影の後は 強力(ごうりき)に担がれて移動します。 巡行が終わるまで、稚児は地面に足を触れる事が出来なくなります。 ま...... more
by kwc_photo | 2014-07-15 12:25 | 京都(Kyoto) | Trackback(1)