大原の奥。静かな山寺に咲く花々を見に出かけました。
(※5月2日、5月11日撮影)
いつもの参道。
ちょっとした山登りですね。
実相の滝ではドウダンツツジの花が咲いていました。
さぁ、新緑が彩る階段を登ります。
ここからの景色が好きで、毎回撮っちゃいます。
最初に出迎えてくれたのはタイツリソウ。
可愛らしい花ですね。
そして、ここにもドウダンツツジ。
ノムラモミジの赤と新緑の緑に包まれた仏様たち。
まだシャクナゲが満開でしたよ。
折しもいいお天気でした。
山が間近に迫るこの光景は、阿弥陀寺が山寺であることを実感させてくれます。
綺麗になったお庭の真ん中にもドウダンツツジが咲いていました。
さて本堂へ。
額縁でみるお庭もいいものです。
11日に訪れたときは、クリンソウが咲いていました。
ガラスに映る姿が綺麗。
絶滅危惧種にも指定されているクリンソウ。
仏塔等の先頭についている九輪に似ていることからこの名前がついています。
可愛らしい花ですね。
お天気が良すぎて撮影は難しい条件でしたが、日陰を狙って・・・。
葉っぱの緑も綺麗なので、花が映えますね。
貴重な高山植物、クリンソウ、堪能しました。
中庭の植え込みはキリシマツツジだったのですね。
さぁ帰りましょうか。
タイツリソウが見送ってくれます。
おや、その足元に咲いているのは・・・
これまた高山植物のイワカガミです。
満開ですね~。
色違いのイワカガミも咲いてくれていました。
黄色い可憐な花はキエビネ。
こちらはジエビネ。
準絶滅危惧種の貴重な花です。
春の山野草、しかも貴重な花々を見ることができた古知谷阿弥陀寺。
静かな山寺の境内に佇み、花を眺めるのも良いものですね。