今年もこの光景を見ることができました。
詩仙堂の秋、ここに極まれり、です。
(※11月24日撮影)
入口付近で出迎えてくれた懸崖菊。
見事です。
そして、お部屋へ。
静かに楽しめる一瞬は、本当に貴重な、そして感動の一コマとなりました。
紅葉するモミジたちも、色々な赤。
額縁で眺めるこの光景は、まさに絶景。
移ろいゆく季節が、このモミジのラインに凝縮されているような気がします。
こうやって静かに撮影できるのは、ほんの数分。
ヒンヤリとした空気のなか、詩仙堂の秋景色を短いながらも堪能します。
詩仙の間から。
外庭へ続くこの光景も素晴らしい色合いです。
紅葉の色味が、木によって違うのがよくわかりますね。
サツキの植え込みに散る紅葉も風情があります。
さぁ、外庭へ降りてみましょう。
真っ赤なモミジの向こうに見える嘯月楼。
いい色が出ています。
サツキの刈り込みの緑が好対照。
まだ黄色~オレンジの紅葉もあるなか、錦色の光景が楽しめました。
今年は柿の当たり年。
ですが、葉っぱが落ち切らないうちに紅葉シーズンがピークになってしまいました。
鮮やかな黄色もいいですね。
朝日が差し込みはじめ、紅葉が輝きます。
静かな外庭も、そろそろ人が降りてきます。
そろそろおいとまの時間ですかね。
最後にもう一度柿を。
柿とセンリョウのコラボも。
錦色の詩仙堂の外庭。
やはりこのお庭は、お部屋から見るのと、回遊式のお庭の「一粒で二度美味しい」場所ですね。
名残惜しく振り返りつつ、詩仙堂を後にしました。