一休寺のお庭から見える景色は、ささくれた心を慰めてくれる安らかな空間でした。
(※11月26日撮影)
※前編となる「参道編」はこちらです。
参道を抜け、お寺への門の向こうに見える紅葉風景。
本堂は重要文化財です。足利義教によって建てられました。
鐘楼も紅葉に彩られていました。
一休宗純像。
アニメの一休さんとはイメージが違いますが、風狂の人として知られた方です。
開山堂も美しい紅葉が彩ります。
朽ちた切り株と盛りの紅葉、そして鮮やかな落葉。
華やかなれど、一抹の寂しさも感じられる光景でした。
宝物殿前も真っ赤な紅葉が。
こういう雰囲気でしだれかかる紅葉、好きです〜。
方丈へ。
松の間に間に、参道の紅葉ラインが見えるのが素敵です。
こんな額縁いかがでしょう?
鮮やかな二色の紅葉が借景となって方丈庭園を彩ります。
青空もあって、何とも印象的な光景が広がりました。
癒されますね。
染まりつつあるパステルカラーの紅葉もきれいです。
こちらは一休さんのお墓へ通じる門。
後小松天皇の落胤とされる一休さんは、「宗純王」として宮内庁管轄のお墓に入っています。
庶民とともに生きた一休さん、この扱いはどう感じているでしょうかね?
では、最後は鮮やかな紅葉で締めくくりましょう。
洛南・京田辺市にあるお寺。
一休さんゆかりの酬恩庵/一休寺の紅葉風景でした。