京都御所・一般公開
2013年 11月 04日
久しぶりに京都御所の一般公開へ出かけてきました。
といっても、桜紅葉ですけどね。
オレンジ色の葉が綺麗です。
お出迎えは江戸後期の画家、岸駒の「墨絵山水(富士山)」の屏風。
世界遺産登録を記念して公開されました。
諸大夫の間だけでも、襖絵がいっぱい。
こちらは桜の間。ふすまではなく壁画ですね。原在照という、江戸後期~明治の画家の作品。
こちらは「鶴の間」。狩野永岳の筆になるものです。
襖絵は、岸岱(がんたい)の筆です。
躍動感ある虎の絵は、なんとも見事。
大正天皇の即位の礼の際に建てられました。
王宮、といった佇まいですね。
静かです。・・・いや、一瞬で行列ができるんですけどね。
ここも柿がたわわに・・・。当たり年だなぁ(^-^)。
翌日の雅楽はこの建物をバックに行われました。
亀卜座という、紫宸殿から宜陽殿へ渡る廊下です。
やはり見事な建物です。
秋空だなぁ。
様々な植物が植えられているのは、さすが四季を楽しむ御所の庭ですね。
明治天皇が東京へ行くまでは、この御常御殿で住まわれ、このお庭を見られていたんです。
見事すぎる襖絵です。
何というか・・・やんごとなきお方の住まわれる場所なんだなぁと改めて実感。
約1キロの行程。広い京都御所、青空のもとで堪能しました。