お庭の美しい瑞峯院を訪れました。
秋の気配も少し・・・(^-^)。
入り口付近では、大きな株のススキがお出迎え。
秋を感じられるシーンですね。
そして、やはりこのお寺といえば、この砂庭。
重森三玲作の独座庭です。
他の砂庭とは一線を画するのは、この荒々しい砂紋。
深く、そしてダイナミックに彫り込まれた砂紋がとても印象的なんです。
また、リズム感のあるこのラインも特徴。
お天気もよく、煌めく白砂が美しかったです。
苔庭を横断する踏み石がアクセントですね。
青空も出て、まだ夏のような様相。
この独座庭を、文字通り一人座って楽しめたのはラッキーでした。
さて、このお寺にはもうひとつ印象的なお庭があります。
こちらには桔梗が少し咲いていました。
ここは、閑眠庭。
方丈の裏庭に当たりますが、これまた重森三玲の作。
7つの庭石が、この角度から見ると十字架を形成しています。
このお寺にゆかりのあるキリシタン大名、大友宗麟に思いを馳せた重森三玲のセンスですね。
安勝軒も撮影してみました。
茶室にしては珍しい花が飾られていました。
キリシタン灯籠のある、この小さなお庭も味わいがあります。
光が当たると、奥の青石の青さが際立ちますね。
最後にもう一度、独座庭に座ってホッコリ。
静かな静かな時間を過ごせた、大徳寺塔頭・瑞峯院でした。