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花景色-K.W.C. PhotoBlog

京都・奈良を中心に、花と緑や紅葉の景色、そして時々舞妓さんを撮影しています


by Katsu

山鉾巡行2013(祇園祭)その8.南観音山~大船鉾

  
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さぁ、ついにラストアップ。
四条河原町交差点での山鉾巡行、大団円です。






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まずは南観音山。
松の真木が空に突き抜けます。
下から2~3番目の枝に鳥がとまっているんですが、わかりますか?
尾長鶏です。が、尾が短くなってしまっているので、鳩みたいなんですけどね(^-^)。

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ヨーイトセイ!!
辻回しにも力が入ります。
曳山とはいうものの、鉾と変わらない大きさですものね。


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こちらにももちろん観音様が。
楊柳観音像です。
こちらの観音様は、宵山の深夜、「あばれ観音」として担ぎ出されるんですよ。


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他の山鉾の車方や音頭取りは腰紐に粽を差しているんですが、南観音山は榊をさしておられますね。


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この山も、右後ろに柳を垂らしながら進みます。


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鈴鹿山がやってきました。
担ぎ手の洋装っぽいのが特徴ですね。
鈴鹿山で悪鬼を退治した瀬織津姫尊がご神体人形です。


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お次は八幡山。
見事な金のお社が特徴。石清水八幡宮が祇園祭に担ぎ出されるのは、それだけ八幡信仰が盛んだった証でしょうね。
鳥居の上で向かい合う一対の鳩は、左甚五郎作の重要文化財を模して昨年新調されました。
左甚五郎の鳩は、八幡山の会所へ行けば見せていただけますよ~。


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鯉山がやって来ました。
この大きな鯉も、左甚五郎作。
そして、やはり目を引くのがこの懸装品ですね。


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伊達政宗の命を受けた支倉常長がローマ教皇パウロ五世から拝領し、持ち帰ったタペストリーと言われています。


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ホメロスの叙事詩「イーリアス」を題材にした、トロイア戦争の一コマ。見送りは「アポロン像を礼拝するプリアモス王と王妃ヘカベー」です。
川島織物が復元新調したものですが、宵山では重要文化財の本物が町会所に飾られます。


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辻回しではなんと3回転。
この懸装品をよく見てね!という意味でしょう。
観衆がドッと盛り上がった瞬間でした(^-^)。


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大トリを行くのは唐櫃巡行の大船鉾。


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来年の巡行復帰に向けて昨年から唐櫃巡行という形で参加となりました。
来年の大船鉾の勇姿が楽しみですね!

これにて、本年度の祇園祭・山鉾巡行(四条河原町交差点編)は掲載完了です。
8回に渡りご覧頂きありがとうございました。


・・・って、実はまだ新町通での戻り鉾のシーンのアップが続きます(^-^)。
巡行をお楽しみの様子の舞妓さんもこちらで。
もうしばらくお付き合いをお願いいたします。

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おまけ。

巡行終了直後の四条通。
車がいない、歩行者天国でもない四条通のシーンはある意味貴重ですね。
おや、誰かさんの背中が写り込んでいます(笑)
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by kwc_photo | 2013-08-03 21:34 | 京都(Kyoto) | Trackback